ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その123 » 凄ノ王(永井豪)

232 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/18(月) 01:28:10.10
永井豪作「凄ノ王」
平凡な高校生の主人公がさまざまな事件を通して秘められた力に0目覚める…というのが大筋なんだけど、
その為の布石になるヒロインが可哀想すぎて後味悪い。

主人公の朱沙(すさ)真吾は平凡気弱でヘタレな高校生一年生。
ヒロインは可憐な美少女雪代小百合。
雪代は成績優秀でもっと良い学校にも入れたはずなのになぜか真吾と同じ学校に入り、
特別取り柄もない真吾に構ってくれる存在。
ある日二人で帰宅する途中、雪代が大事な話があるからと人気のない山の上の公園に真吾を誘う。
そこで雪代は自分が中学の時から真吾が好きだったと告白し、
晴れて両思いになった二人はその場で抱き合いキスを交わす。
その後いかにも高校生らしいキャッキャウフフなやり取りをしていると
突然ずっと様子を見ていた学校のDQNグループに絡まれる。
命に替えても雪代を守る覚悟の真吾だったが、結局リンチを食らい、雪代は目の前で強姦・輪姦される。
翌日雪代は学校を休み、しばらくして突然転校したと聞かされる。
真吾が自宅に行くとそこは既に空き家になっており、唯一彼宛ての
「さようなら。私を探さないでください」と書かれた手紙だけが残っていた。
号泣する真吾はそのショックから無自覚の内に超能力に目覚め、
さらにさまざまな事件や争いに巻き込まれながら能力を成長させていく――。


233 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/18(月) 01:28:56.38
で、結論からいうと全ての争いの首謀者は瓜生麗という高校始まって以来の超天才イケメンの生徒会長。
瓜生は超能力者で、自らの野望のために真吾を味方に引き入れたかった。
予知能力がある瓜生は昔から真吾の存在や能力に気付いていて同じ学校に入学して待ち構えていた。
しかし真吾に仲間になる事を断られたので強制的に能力を目覚めさせようとして
部下のDQNチームの一人に命じ雪代輪姦事件を起こさせたのだった。
雪代は真吾の能力を目覚めさせるためとして転校後も拉致され
真吾の目の前に引き摺り出されたりと色々不遇な目にあっていた。
瓜生に復讐するつもりはないから雪代に謝罪しろと迫る真吾。
突然爆笑する瓜生の元に一人の少女が近寄ってくる。
それはまさに雪代その人で、真吾は彼女自身も瓜生の部下だと気付く。
雪代一家はかつて瓜生に破産させられており、彼女自身が担保となっていた。
雪代は家族を守るためにどんなにひどい命令にも従っていて
山の上の公園に呼び出したのも、そもそも真吾と同じ学校に入ったのも全てが瓜生の命令だったのだ。
ただ一つの計算外としていつしか雪代は本当に真吾に惚れていた。
雪代の気持ちだけは信じたい真吾だったが、目の前で雪代が命令通り服を脱ぎ、
どんな屈辱的な事にも従うさまに瓜生の狙いどおり闇堕ちし、世界を暗黒へと導く破壊王と化したのだった。

 

凄ノ王全6巻完結(文庫版)(講談社漫画文庫)
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