アイシテル~海容~
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477 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/23(土) 21:10:03.44
- 前にやってた小6くらいの男の子が小1くらいの男の子を殺した事件のドラマ、
 あれマスコミの執拗な報道合戦が不自然なくらいなくてワロタw
 代わりにネットがその役を担ってるんだけど(さすがにスネークはいなかったがw)
 加害者少年が出所後転校した学校まで初日で流れてるのにさらにワロタw
 ネットよりもその記事を被害者姉の前で見ている同級生のがひどいと思うんだけどねw
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499 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/24(日) 01:20:10.60
- >>479
 アイシテルはドラマが原作と違いすぎててだめだったな
 ドラマは加害者少年の犯行動機が意味不明だった
 でもドラマでも、マスコミに中傷されて被害者家族が疲弊するってネタはやってた漫画のあらすじ Aは小学校低学年の男児で、ずっと男の子をほしがった家族たちから溺愛されている。 
 年の離れた姉は、明らかに異なる待遇に不満を持っていたが、「お姉ちゃんでしょ」という言葉を前に我慢していた。
 Aは無邪気で可愛い子ではあったが、
 甘やかされているため口はけっこう悪く、姉はよく体の特徴について悪口を言われていた。
 親にその事を訴えても、まだ小さい子だから多少の事は多めに見ろと言われ、姉の方が悪者のように扱われた。
 こんな弟なんていなくなればいいと姉が思ったその日、Aは行方不明になった。
 近隣では子供を標的にした性犯罪が起こっており、もしかしてと思いながら家族総出で探したが、
 発見された時にはAは死体となっていた。幸い、性暴行された形跡はなく、頭を殴打された結果の死だった。
 なんだかんだで血を分けた弟であるし、自分がひどい事を考えたせいだと姉は激しく後悔した。Aはその日、特別な時間割のためいつもより早く帰る事になっていた。 
 母はその事に気づかず、いつも通りの時間に帰るだろうと勘違いして、友人と食事に出ていた。
 Aは一度自宅に帰ったものの、母がいなくて家に入れなかったため、
 ランドセルだけ玄関前に置いて遊びに出掛け、その先で被害に遭ったようだった。
 いつもは送迎を行うほど過保護だった母は、自分のせいだと嘆いた。
 ニュースや新聞では、まるで母がネグレクトして遊びまわっていたせいで殺されたのだという論調の報道がされ、
 一家はまともに外にも出られなくなった。やがて犯人が発覚するが、それはまだ小学生の少年だった。
 そのため被害者一家は犯人の名前を知る事も出来ず、
 小学生が犯人だというセンセーショナルさから報道も過熱し、ますます追い詰められていった。
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500 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/24(日) 01:21:15.17
- Aを殺害した小学校高学年の少年はBという。
 Bはごく普通の少年だったが、最近は反抗期にでも入ったのか、口応えが多く素直に親の言う事を聞かなかった。
 両親は共働きで仕事に忙しく、反抗的だなとは思いつつもあまり相手をしなかった。
 母がある日仕事から帰ると、Bはランドセルを背負ったままシャワーを浴びていた。
 奇怪な行動ではあったが、相手をする体力もなかったため、叱るだけにしてやはり母は深入りしなかった。
 そんな行動はあったものの、人殺しをするような子ではなかったと、Bの両親は事件にショックを受けた。実はBは、学校からの帰り道に性暴行を受けた事があった。 
 帰りに寄り道をしてはいけない、変質者が出るというからある公園に行ってはいけない、
 学校や親からそう言われてはいたのだが、大人に反抗したい時期にあったBは、
 あえてそれに逆らい、変質者が出たとされる公園に立ち寄った。
 そこで、身なりのいいサラリーマンらしき青年に道を聞かれ、
 ちゃんとした格好の人だからと警戒せずについていった先で犯されたのだった。Bは帰ってすぐに、服も脱がずランドセルも下ろさないままで、体を清めようとシャワーを浴びた。 
 そして何故そんな事をしているのだと親に問われる事を待ったが、
 反抗期に入ってから妙な行動ばかりしているBの様子に飽いた母は、いつものようにその行動を流した。
 それをBは、自分は親に愛されておらず、関心を持たれていないのではと思った。
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501 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/24(日) 01:22:27.82
- Bは被害への傷を一人で抱えつつも、少しずつ立ち直りかけていた。
 そんなる日、家に入れずに困っているAを見かけた。
 ぐずって泣きそうになっているAを心配したBは、親が帰ってくるであろう時間まで遊び相手になってあげようと、
 彼を連れだって、例の事件が起きたのとは別の公園に連れて行った。
 そこで二人は、Aのリクエストに沿ってキャッチボールをする事になったのだが、
 だいぶ年上のBの方が明らかに下手で、Aは尚更不機嫌になった。
 親が忙しくて相手をしてくれないからキャッチボールなんてあまりした事がないのだとBが弁明すると、
 そんな風に相手にされないのは、自分と違ってBが親から好かれていないせいだろうとAは悪口を言った。
 思い当たるところがあってカッとしたBは反論し、二人は口論のようになった。
 年上の姉がいる事もあってAは口がたち、最後には、Bが悪い人間だからBは親から嫌われるのだと言った。
 大人に反抗的だったせいで強姦され、強姦された汚い人間だからもう親に愛されない、
 そんな考えがBの脳裏に渦巻き、Bは感情的になって、近くにあった石でAを殴りつけ、やがてAは死んでしまった。他人の悪口を言ってもたしなめたりしない教育のせいでAは地雷を踏んでしまったし、 
 忙しさにかまけて面倒をあまり見てやらなかったせいでBは反抗期がエスカレートしてしまったしと、
 両者の親がそれぞれの教育方針を悔いる話だった。
 あと、女児を対象にした性犯罪はよく取り上げられるが、男児はそうでもないからと、
 そこら辺の啓蒙も兼ねてた。






