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845 名前:本当にあった怖い名無し :2011/08/02(火) 21:03:44.63
ミステリーのトリックネタで思い出した
森博嗣「探偵伯爵と僕」

主人公の「僕」は男子小学生
最近「僕」の周りでは少年の行方不明事件が相次いでいて
友人の1人も行方不明になってしまう
ある日出会った謎の老人「探偵伯爵」との交流を通じて
「僕」は事件の真相にたどりつく
犯人は友人の父親で、息子を含む少年たちはすでに殺されていたのだった

…という所までが実は「僕」が実際に関わった事件をもとに書いた物語だった、
ということが最終章で明かされる
最終章は物語を読んだ探偵伯爵が「僕」に宛てて書いた感想の手紙という形式になっていて
そこで伯爵は「君自身も含めて子供たちの性別が全員逆になっている」と書いている
つまり「僕」も殺された子供たちも本当は女の子だった
ではどうして「僕」は性別を逆に書いたのか?という理由が
はっきりとは書かれてないけど「残酷な現実から目を背けるため」と匂わせていて後味が悪い

森博嗣の小説はこういう性別を誤認させるトリックがよく使われるんだが
この使い方は残酷だなと思った
そしてこれが「少年少女におくるミステリー」みたいな企画で
出版された本だというのもなんというか…


847 名前:本当にあった怖い名無し :2011/08/02(火) 23:09:03.95
>>845
ただの殺人ではなく性犯罪でもあるってことをミスリードするために
女の子が男の子として書かれていたって解釈でいいの?

848 名前:本当にあった怖い名無し :2011/08/02(火) 23:39:14.78
>>847
はっきりと性犯罪を示すような言葉は使われてないんだけど
そういう事なんだろうと思う
ミスリードそのものより
「少女自身がそう書いた(性犯罪という事実から逃避するために性別を逆にして書いた?)」
という形をとってる所が後味悪さの肝かなと思ってる

うーん、文章で上手く伝えられなくてすまん


849 名前:本当にあった怖い名無し :2011/08/03(水) 00:10:31.27
誘拐されて殺されてるんだから、
男でも女でも残酷さに変わりないと思うけど。
男の子でも女の子でもレイプされてる可能性自体変わらなさそうだし。

最近のミステリーって真相を知っても「??だから何?」っぽいの多い気がする。

 

探偵伯爵と僕 His name is Earl (講談社文庫)
探偵伯爵と僕 His name is Earl (講談社文庫)


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