ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その125 » 純情ももいろ日記(中田雅喜)

506 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/25(日) 22:05:06.14
20年くらい前のマンガ家のエッセイ。
その漫画家が子どもだった頃、近所の長屋に二人の兄弟がいた。
兄は両親も手を焼くどうしようもないワルガキで、おおきくなったらヤクザになると
言うのが口癖。弟は兄に全く似てない優等生。
おとなしくて賢い弟は周りの大人たちに将来を期待され可愛がられ、
兄には内緒、兄に取られないように、等といわれながら弟にだけお小遣いや
おやつを与えられるのも当たり前の日常だった。
だが兄弟は仲良しで、弟はそうやってもらったものも兄と分け合っていた。
そんなある日、兄弟でキャッチボールをしていて、ボールを追いかけて
道路に飛び出した弟は車に引かれて死んでしまう。
回り中の大人、母親までもがなぜ兄が死ななかったのかと口ぐちに嘆く中、
兄はヤクザになるんだ、とつぶやき、ますます大人たちから嫌われる。

今ならわかる、そういわないとあの子の心は押しつぶされそうだったんだ、
あの子は立派なヤクザになったかな・・・。
と回想で〆ていた。


509 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/26(月) 01:04:56.19
>>506
純情ももいろ日記だっけ。文庫で持ってる。
ほんと、兄ちゃんどうなったんだろうねえ…。

後味悪い
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