ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その131 » 第9地区

403 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/18(月) 08:57:56.52
思い出した映画『第9地区』
大勢のエイリアンが乗った宇宙船が故障して遭難し、地球上の大都市(アメリカ?)の上空に飛来する
宇宙船内のエイリアン達は永い遭難による病気や栄養失調等で衰弱しきっており、
そのまま地上に住み着いてゴミを漁って暮らし始める

地球人はエイリアンを差別し、「エビ」という蔑称で呼び(容姿が似てるから)、
彼らが暮らす地区を「第9地区」と名付け、特殊な国家機関によって厳しく隔離・監視するようになる
規則を破ったエビは機関に捕らえられ、機関の施設へと連行され、二度と戻って来なかった

それから数十年後
第9地区に暮らす知的なエビであるクリスは、宇宙船を修理して故郷の星に帰還するため、
地上のゴミを漁って密かに宇宙船の部品を集めるという作業を数十年間続けていた
クリスがとうとう宇宙船の燃料の開発に成功した矢先、燃料は国家機関の視察によって危険物として没収されてしまう

その際、機関の職員だった主人公は、クリスから没収した燃料を誤って浴びてしまう


404 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/18(月) 09:00:39.79
燃料を浴びた影響か、主人公は「肉体徐々にエビと同一の物に変化していく」という謎の奇病を発祥
エビ化は徐々に進行していき、病院に搬送されるが、
何故か国家機関の施設へと収容され、そこで様々な人体実験を受ける
機関は既に主人公を人間ではなく「貴重なサンプル」として認識しており、
それを知った主人公は命辛々逃げ出す

だが、主人公の存在は「危険なウイルスに感染した脱走患者」として全世界に報道され、破格の懸賞金がかけられる
主人公の愛する妻ですら、既に機関から嘘の情報を吹き込まれており、涙ながらに主人公を拒絶する
行き場を失った主人公が逃げ込める唯一の場所は、第9地区だった

第9地区で主人公とクリスは出会う
宇宙船内には主人公を治療できる医療設備があり、宇宙船内に行くにはクリスが開発した燃料が必要だった
主人公は元の姿で妻と再開するためにクリスと協力し、共に国家機関の施設へと潜入して燃料の奪還に成功する


405 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/18(月) 09:02:58.96
その際クリスは、無残に変わり果てたエビの亡骸を施設内で発見し、
国家機関に捕らえられたエビ達が人体実験で殺されていたという事実を目の当たりにする
クリスは「先に同胞達を助けたい」と主張し、主人公の治療を先送りにしようとする
エビ化の進行が止まらない主人公は怒り狂い、クリスを殴って気絶させ、一人で宇宙船へと向かおうとする
クリスは機関の追っ手に囚われるが、主人公はクリスを見捨てて逃亡する

一度はクリスを見捨てた主人公だったが、良心の呵責に耐えられなかったのか、
第9地区で手に入れたエビ・パワードスーツ兵器を駆使してクリス救出へと駆け付ける
主人公はクリスを庇いながら宇宙船へ向かおうとするが、
追っ手の攻撃でパワードスーツの脚部を損傷し、機動性を失ってしまう
クリスは主人公に手を貸そうとするが、主人公はそれを拒み、
その場に留まってクリスを逃がすための足止めとして戦い続けることを選択する


406 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/18(月) 09:05:22.72
主人公の援護によって、クリスは自分の子供を連れて宇宙船内へと辿り着く事に成功する
地球で生まれ育った子供故郷を知らず、目を輝かせて「故郷に帰るの?」とクリスに尋ねる
傷付き、満身創痍ぎみのクリスは、宇宙地図に表示された一つの星を眺め、呟く
「ああ、故郷に帰ろう」
宇宙船は地球を離れ、宙の彼方へと飛んでいく

数年後、主人公の妻の家に、ガラクタを寄集めて造った小さな物体が定期的に届けられるようになる
妻の友人達は「ゴミだから捨ててしまえ」と言う
しかし、妻にはそれが花の様に見え、捨てることが出来なかった

第9地区のゴミの山の中で、一匹のエビがゴミを漁り、ガラクタを寄集め、
小さな花の様な物体を作っているシーンで終わり

 

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