投稿が大変遅くなりました
-
613 名前:part1 :2012/06/24(日) 22:23:38.42
- 中学生2年生の時に道徳の時間に読んだ教科書の話が
かなり後味悪かったのを思い出したのでここで吐かせてくれ。
因みにその教科書はまだ自分の部屋に現存している。
少し長くなるかもしれないので分割するかもしれない。
-
620 名前:part2 :2012/06/25(月) 00:00:24.34
- ごめん長すぎて書き込み出来ないみたい・・・
2ch初めてだから誰か助ケテ
-
776 名前:part2 :2012/06/30(土) 05:31:40.60
- 人公は中学1年生。もともとは苛められっこではなかったが、
クラスで仲間外れにされていたS君を庇った事が原因で
苛めっ子集団(AとTとHとする)から目を付けられてしまう。
初めは無視をされるという軽度の仕返しだったので主人公も平気であった。
しかし不運なことに、2年生に進級してもA T Hの3人と同じクラスになってしまう。
無視されることに平気だった主人公の態度が気に食わないのか、3人の苛めはエスカレートする。
3人が苛めの輪をクラス全体に広げた結果、夏休みが終わり二学期に入るころには
クラスメイトの全員が主人公を無視をするという状況になってしまう。
野球クラブのチームメイトだった生徒、密かに好意を抱いていた女子生徒、
そしてかつて苛めから庇ってあげたS君までもが主人公を避けている。
-
777 名前:part3 :2012/06/30(土) 05:34:10.52
- 主人公はめげない心を持っていたため、なるべくクラスでも明るく振る舞い、
「自分は何も気にしていない」と取り繕った。それが彼への苛めをさらにエスカレート
させる結果になるとは主人公は気付いていなかった。
2学期が終わり冬休みの時期に入ると3人の苛めは
無視で済まされるものではなく、あれこれ主人公に要求するようになる。
断ると体育館裏へ連れて行かれ鳩尾を気が済むまで殴られる。
最終的には金銭の要求にまで発展。
-
778 名前:part4 :2012/06/30(土) 05:38:35.51
- 主人公はこのことを自分のプライドの問題だとして
両親や学校の先生にも相談しない。他人に心配を掛けたくないのだ。
しだいに、死ぬことがこの苦しさから逃れられる手段なのかと思い始める。
3人は「お前は死んでもいいけど遺書に俺たちの名前は書くなよ」と侮辱する。
「どうせなら死んでも良い。遺書に3人の名前を書いておけば3人も考えを改めるだろう。でもその時には僕はいない」
だが両親や妹の、主人公の将来を楽しみにしている思いから主人公の「死ぬ」という決心は段々と鈍り始める。
それにもし自殺したら
「その勇気があるならなぜ苛めに立ち向かわなかったんだ?」
と非難されるだろう。でも主人公には味方はいない。
「今の僕は孤独だ。孤独が僕を底なしの不安へと駆り立てる。死ねば孤独が
癒されるだろうか。死んで何の意味があるだろうか。僕がこの世から消え去れば
この問題は解決するだろうか。どうすればいいか分からないまま、また朝がやってくる。
そして、辛い1日が始まる」(原文ママ)
-
779 名前:part5 :2012/06/30(土) 05:41:13.00
- 以上の話はある生徒の生徒手帳から発見されたものであり、その生徒の名前は不明。
普通、道徳の教科書に掲載されている話は著作物からの引用、新聞の投稿欄からの抜粋、
体験談など、身元が明確である場合が殆ど。
助けてあげたいにも身元も学校名も不明だし、その生徒のその後を考えると
一層後味が悪くなる。
-
819 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/30(土) 16:42:15.12
- part2-part4書いた者です。
すみません、>>613がpart1です。 >>620も自分です。初めての書き込みなので
投稿が何度も失敗してしまいpart2-part5の投稿が大変遅くなりました。
因みにpart1は本文とはあまり関係ないので実質、本題はpart2-part5です。宜しくお願いします。