ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その132 » 悪魔の種子(まつざきあけみ)

453 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/26(木) 11:08:23.58
まつざきあけみの短編漫画「悪魔の種子」

主人公は小金持ちの若妻。夫と6歳の可愛らしい養女、瞳がいる。
(夫はエリートサラリーマンらしい。日曜ごとにゴルフに出掛け、広い庭付き一戸建てに住む)

不妊の他は非の打ち所のない美人妻である主人公だが、本質は快楽殺人鬼だった。
子供の頃に虫や小動物を殺す快楽に目覚め、長じて母を殺したが事故死扱いになった。
結婚してからも、少なくとも4人を殺している。
近所の老女を池に突き落としたのは、足を滑らせての事故死扱い。
近所の赤ちゃんを窒息死させたのは、母親が目を離した隙に寝返りを打ってうつぶせになった運の悪い偶然扱い。
若い母親と幼い娘を殺したのは、物盗りの犯行扱いで迷宮入り。

ある日主人公は、瞳が虫をバラバラにしているのを目撃する。
不安に思った数日後、瞳が金魚を水槽から出して床に落とすのを目撃する。
叱られた瞳は、
お水の中で苦しそうだったからお外に出してあげたの。ごめんなさいママ。
と言う。
主人公は、
魚は水の中でしか生きられないのよ。こんな事しちゃダメよ。
と教えてやり、夫に相談する。
夫は、子供は残酷なものだ、キニスンナ。君だって覚えがあるだろ?
と呑気である。


454 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/26(木) 11:10:31.60
>>453続

瞳は拾った子猫を可愛がっていたが、ある日その子猫を庭の池に沈め、ぐったりしたところを焼却炉に入れようとする。
今度こそ本気で叱る主人公に、瞳は泣きながら
「猫ちゃんが池に落ちちゃったから、火で暖めてあげようとしたの」
と言う。
現場を見ていない夫は、主人公の見間違いだろう、瞳が猫を溺れさせるなんて、
そんな残酷なことするわけがない、と取り合わない。

「瞳は冬に、川で拾われたんですって。施設の先生が一生懸命暖めてくれたって、園長先生が言ってたの」
「瞳も、猫ちゃんを暖めてあげたかったの」

主人公には私生児を捨てた過去があった。
誰にも知られず一人で生み、ピンクのバスタオルに包んで冬の冷たい川に投げ落とした。
施設の園長に電話すると、瞳はピンクのバスタオルに包まれて川に流されていたという。川の名前も、日付も一致した。

(瞳は私の子だ、生かしておいてはいけない!)
(私が母を殺したように、瞳はいずれ私を殺す!今のうちに…!)

瞳は庭でゴルフごっこをしている。
駆け寄る主人公の頭に、ゴルフクラブが直撃する。

泣きじゃくる瞳を、夫は
「お前は悪くない、事故なんだ」
と慰める。
瞳は血だまりを見て邪悪な顔つきになるが、夫は気づかない。終わり。


455 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/26(木) 13:13:02.32
因果応報で胸スカ

456 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/26(木) 13:38:23.95
確かに殺人鬼母が死んだのは因果応報だが娘もまた母と同じ事をして
同じ末路を辿ってと繋がっていくだろうと思えるのがな
さすがに深読みしすぎか

457 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/26(木) 14:05:36.83
夫の無機質さと鈍感さが怖いなー。

458 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/26(木) 14:14:11.80
>>457
だってもともと殺人鬼と結婚しちゃうような男だもの

461 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/26(木) 21:26:17.38
自ら数人殺しておいて
不用意にゴルフごっこしてる娘に駆け寄るあたり
あまり頭良くないな。

 

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