ホーム » 小説 » 小説/タイトル不明 » 失う悲しみを味あわせるには、まず与えなければならない

884 名前:1/2 :2012/08/10(金) 21:15:26.71
作品名は失念してしまったが、日本人作家の犯罪小説だったと思う。ちなみに舞台はアメリカ。
本筋のストーリーとはあまり関係ない、脇役人物のエピソード。

主人公の日本人ルポライターがとある失踪者を追う最中に知り合った黒人青年。
トレーニングジムで働いている彼には妻と娘がいる。
しかし彼には過去に重大な犯罪歴があった。少年時代の彼は幼い白人少女に
性的暴行を働き、事の発覚を恐れて殺害。逮捕されて更正施設に収監ののち、
紆余曲折を経て現在の職に就くことができた。
自身の恥ずべき犯罪を主人公に語りつつ、
「そんな俺でもこうして家族を持つことができた」
「罪が許されるわけはないが、今の生活があることを神に感謝している」と呟く。
何も言うことができない主人公。
黒人青年と親交を深めつつ失踪の調査を続ける主人公だったが、
そんな折、8歳になる黒人少女がとある白人の男に殺害される事件が起きる。
殺害されたのは黒人青年の娘で、犯人は青年が過去に殺害した白人少女の父親だった。


885 名前:2/2 :2012/08/10(金) 21:15:59.98
気も狂わんばかりに嘆き悲しむ黒人青年だったが、裁判の最中、さらに驚くべき事実が
明らかになる。捕まった白人男性は黒人青年が働いているトレーニングジムの
有力な出資者であり、しかも黒人青年が出所してからそれとなく周囲に働きかけて
ジムの従業員として雇うように指示したのだ。
結果、犯罪歴のある無学な黒人青年は安定した収入源を手に入れ、
人並みな家庭を築くことができた。
……復讐心に煮えたぎる被害者父からの絶えざる監視というオマケ付きで。

「失う悲しみを味あわせるには、まず与えなければならない」
「本当は彼の娘が9歳になるまで待つつもりだった。私の娘が彼に殺された歳になるまで、ね」

そう言って被告席で満足げな表情を浮かべる白人男性の頭部に、突如傍聴席から数発の銃弾が撃ち込まれる。
事切れた犯人に、拳銃を構えた黒人青年は涙を流しつつ絶叫する。

「悪魔め! 思い知ったか!」

なんというか、白人男性の復讐の仕方が凄まじく粘着気質で怖気が走るのも事実だが、
自分の娘がレイプされて殺された挙句に、その犯人は自分の命以外何も持ってないような
チンピラだったら直接本人殺すよりは効果的かもなー、とも思ってしまう。
当人に罪はない黒人娘はカワイソスなんだがね……。


891 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/11(土) 08:42:57.02
>>884-885
正真正銘の後味悪い話だわ…

893 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/11(土) 10:54:33.64
>>891
そうか?
ロリペドレイプ殺人犯が人並みに幸せに暮らして「後悔してる」とか…。
被害者家族を省みないから、自分の雇用主が誰か気付けなかったんだし。
胸糞悪いだけ。

903 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/12(日) 15:14:35.88
>>893
>被害者家族を省みないから、自分の雇用主が誰か気付けなかったんだし。

言われてみれば・・・
被害者のことを忘れてないなら家族のその後も調べてるだろうし。
てめえが殺した少女の事なんかすっかり忘れて表向きだけ反省してるように見せてたんだな。
犠牲になった少女(二人とも)が可哀想なだけの救いのない話だな。
ロリペドってなんとかならんものかねえ。
害悪になるだけで全く社会の役には立たないんだから
存在が認められた時点で抹殺してもいいんじゃないの。


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...