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408 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/30(木) 23:01:06.76
漫画『八雲立つ』の1エピソード

主人公の八雲は強力な巫誼の家系の若き当主。
大雑把に言って超強力な霊能者。
彼の実家は7本の神剣を奉っていたのだが、それが終戦直後の
ごたごたした時期に何者かに盗まれ四散してしまう。
土地の”念”(≒悪神と思ってもらえれば)を抑えるために神剣の
力が必要になった彼は協力者を得て神剣を取り戻すために
動き始める、という設定。

八雲と協力者である親友は神剣のうちの一本の情報を得て、ある島に
やってくる。島では10年ぶりの大祭が行われようとしていた。
実はその大祭は水神に人柱を捧げるという忌まわしい祭りであった。
その島の巫の家系に生まれた子供が生贄にされることになっていた。
八雲たちが動いた結果、生贄にされようとしていた子供は救われる。
ここまではいい。

実は「イケニエを求める水神」はいなかった。水神に人柱をどうこう
というのは人間たちの独善というか思い込みで、過去に生贄にされた
子供たちはまったくの無駄死にであったのだ。

生贄だの人柱だのはリアル歴史でも胸糞なのに、この作品の世界観
では神(悪神も)は当然のごとく「いる」ことになっている。
ゆえに余計に後味が悪い。


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