ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その134 » ルサルカ

67 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/24(月) 11:42:46.17
で、思い出したんだけど、人魚姫を原作にしたオペラが後味悪い。

湖で暮らす水の精は、通りかかった人間の王子に一目惚れし、
結ばれるために人間になりたいと思う。
水の精の老人(王様?)は、人間になりたければ魔女に頼めばいい、
でもそんなことをすると不幸になるよ、みたいなことを言う。
水の精は王子が好きなので、魔女のところに行く。
魔女は水の精を人間にしてくれるが、そうなれば代わりに声を失うし、
王子と結ばれなければ両方とも破滅するよ、と言う。
水の精は王子恋しさに承諾してしまう。


68 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/24(月) 11:47:00.50
人間の娘になった水の精を見た王子は、
彼女の美しさに一目惚れして城に連れて行く。
やがて城では二人の結婚式が行われようとするが、
その頃には口もきけず素性のわからない水の精に対する
王子の愛はすっかり冷めてしまっている。
そこに他国の王女がやってきて「なんであんな得体の知れない女と!
私の方がずっと魅力的なはずよ!」と王子を誘惑。
王子もあっさり誘惑されて水の精を捨てる。
水の精は悲しんで泉に身を投げるが、その時に天変地異が起こり、
驚いた王子はパニック。他国の王女はというと、
そんな王子をあざわらって去っていく。

69 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/24(月) 11:51:22.22
水の精は湖で、水の精にも戻れず、人間にもなれない
中途半端な身の上を嘆く。
そこに魔女が現れて、水の精に戻りたければ
王子を殺せという。
そんなことはできないと答えると「人を殺して初めて人間と言えるのさ」
とひどいことまで言われてしまう。
そこに王子が水の精を探しにやってくる。
水の精は今の自分はどちらにもなれない中途半端な存在で、
助かるにはあなたを死なせるしかないけど、そんなことはしたくない、と言うが
王子はむしろ殺してくれと言う。
水の精は王子に口づけし
(水の精を裏切った男は、当の水の精にキスされると死んでしまう)
冷たくなった王子を抱いて水の底へと消えて行く。ここで終わり。

一応例の童話が原作らしいが、どーなんだこれって……。
同じ童話原作でも、「ヘンゼルとグレーテル」なんかは、
原作以上のハッピーエンドになってるのに。


70 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/24(月) 12:03:43.78
ある意味ルサルカ(水の精)は王子の魂を手に入れ、
裏切った王子は死んで(でも自分の意思で)落ち着くところに落ち着いたエンディングなんじゃないか?
人魚姫だけ死ぬなんて! 王子は何も知らず幸せになるなんて!
っておとぎ話よりは地に足ついてるような気がする。

 

ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》パリ・オペラ座2002年 [DVD]
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完訳アンデルセン童話集 2 (岩波文庫)(原作収録)
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