名探偵コナン／第681-683話「命を賭けた恋愛中継」

今年の一発目にやっていた話なんだが、久々に後味悪い結末だった。
原作者曰くこの話には続きがあるそうだが、
後味の悪さだけなら、ここでよく話題になる月影島やクモ屋敷の話に匹敵すると思う。
　
高木刑事：警視庁捜査一課の巡査部長。今回は、この刑事の過去にまつわる話。
佐藤刑事：警視庁捜査一課の警部補。高木と付き合っている。
　
高木刑事は誰にも行先を告げず、泊りがけで出かけた。
ちょうど一年前、高木の恩師である伊達刑事が交通事故で他界したので、
命日に佐藤と一緒に墓参りに行くことになっていたのだが、
翌日になっても高木刑事は姿を見せない。

不審に思った佐藤が同僚を問い詰めると、
高木刑事が手帳に貼ったプリクラを見て涙ぐんでいたと話す。

コナンたちが佐藤刑事を呼び出して小包を開けると、
中にはタブレット端末が入っていて、
危険な状態で監禁されていた高木刑事の姿が映っていた。
高木刑事は、昨日会った人に薬をかがされ、意識を失ったことを思い出す。
犯人は笛本で、伝言は、明後日までに助け出さないと
高木刑事の命はもたないという意味だった。

捜査一課では管理官直々の指揮のもと、高木の捜索が始まった。
そして、高木刑事が資料室で、1年前に自殺した
3人の女性の資料を閲覧していたことが判明する。

一方、コナンは佐藤刑事から伊達刑事の話を聞いて、
高木刑事と伊達刑事が同じ「ワタル」という名前だったことを知る。

ナタリーの両親もまた、彼女の遺体を引き取りに行く途中で
事故に遭って他界したので、英会話講師の笛本隆策が遺体を引き取っていた。
コナンは、自らのこの推理から笛本を犯人と断定し、
彼の言葉遣いの中に北海道の方言が含まれていたことから、
犯人が北海道在住であると推理する。

佐藤は笛本に会いに行って誤解を伝え、
高木刑事の居場所を聞き出そうとするが、笛本は毒を飲んで自殺した。

後日、ナタリーは実は伊達の死を知っていたことが判明。
高木は、自分が伊達から譲り受けた手帳に挟んであった指輪を、
ナタリーに渡せなかったことに責任を感じたのだった。

おまけに、
「犯人を自殺させる探偵は殺人犯と同じ」という主義なはずのコナンが、
今回の犯人の自殺について未だにノーコメントなのが怖い。
コナンが犯人の動機まで推理して、しかもそれ外したのもまた、不可解。

とまあ冗談は置いといて、コナンってたまにこういう話あるよね

そのうち、外国人がダイイングメッセージで
MOURIRと書いたために毛利蘭が疑われるけど
実はフランス人でmourir(死ぬ)と書いただけだった、
とかやりそう