ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その146 » シャーク・ハンター

886本当にあった怖い名無し:2014/01/21(火) 13:10:15.89
「シャーク・ハンター」というB級映画のラストが後味悪かった。

主人公は潜水艇や潜水艦の専門家で、
幼い頃に有り得ないくらい巨大なサメにヨットを沈められて、
両親を食い殺されたけど一人だけ生き残ったという過去の持ち主。
彼は犯人のサメを、古代に絶滅したはずのメガロドンという巨大なサメであると信じて、
その復讐心から現代もメガロドンが生存しているという説を唱えていた。

ある日、海底基地が不可解な崩壊を起こした事故の原因究明の依頼が主人公に来て、
彼自身が設計した大型潜水艦でその調査に向かう。
そして基地の残骸で巨大なサメの歯を発見。
主人公はメガロドンが生き残っている事、
そのメガロドンがこの基地を破壊した犯人の証拠だと言い、
同時に自分の両親を殺したのもメガロドンだと確信。
しかしそんな話は海洋学者のヒロインぐらいしか信用せず、
他のクルー達からは「妄想だ」と信じてもらえずに孤立気味になる。

そんな半信半疑の中で捕獲作戦が始まるのだけど、
主人公の予想が的中しており一行の目の前に巨大なメガロドンが現れる。
貴重な動物を捕獲したいヒロインの発案で、
一行は小型潜水艇を囮に使ってメガロドンを誘き出し、
麻酔銃で眠らせて銛を打ち込んで捕獲、曳航していこうとする。
だがメガロドンはメチャクチャ強くて麻酔銃は全く効果なし。
挙句の果てには、銛を打ち込まれても逆に潜水艇を力任せに引き摺り回して破損させる始末。

なんとか主人公の活躍でその場は凌ぎ、不信感を持っていたクルー達とも友情が芽生えてくる。


887本当にあった怖い名無し:2014/01/21(火) 13:12:11.28
しかし、潜水艦のダメージは深刻で、もはや自力での脱出は不可能。
しかも救助を呼んでも、潜水艦が太刀打ちできないメガロドンが襲ってくれば全くの無力。
もうこうなったらメガロドンを魚雷でブチ殺すしかない、とクルー達が一致団結。
ただ一人、海洋学者のヒロインだけは
メガロドンを貴重なサンプルだから殺すなと喚くお決まりの展開。
しかも主人公に「あなたは両親を殺したサメへの復讐がしたいだけ」と罵倒する始末。

結局、生き残りを優先させて、
主人公が小型潜水艇に乗り込んで囮になり、潜水艇に魚雷の照準を合わせて発射して
後を追っているであろうメガロドンに命中させるという危険な作戦が決行される。
しかし、一発目は外してしまい、衝撃で魚雷発射口が壊れてしまう。
それに気付いたのはヒロインだけで、
二発目を発射しようとするクルー達を止めようと必死になるも間に合わない。

そのまま二発目の魚雷が潜水艦の中で爆発してしまい
ヒロイン含めたクルー達は全員爆死。
唯一、小型潜水艇で囮になっていた主人公だけが、
幼い時の同じように一人だけ生き残る。


888 本当にあった怖い名無し:2014/01/21(火) 13:14:15.47
しかし救助隊との無線連絡が付いた所で、
爆発から逃れたメガロドンが主人公の小型潜水艇の前に現れる。
主人公は両親との幸せな思い出がフラッシュバックする中、
自ら襲い掛かってくるメガロドンの口の中にエンジン全開で突進、
小型潜水艇をオーバーヒートさせて自爆。
自分諸共にメガロドンの頭部を爆破して、ついに両親の復讐を果たすのだった。

頭部を失ったメガロドンの死体が大量の血を煙みたいに噴出し、
痙攣しながら深海に消えていくシーンで終わり。

サメの映画って大抵最後にサメを痛快に爆破してめでたしめでたし、
だけどこの映画はサメが強すぎてただひたすら人間側が追い詰められた挙句に、
登場人物皆殺しにしてて後味が悪い。

 

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