ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 正月十一日、鏡殺し(歌野晶午)

235 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/03/06 17:26
思い出したけど、作者も題名も思い出せない話。

旦那さんが単身赴任かなにかで、姑・嫁・孫の三人で暮らしている家族。
嫁姑の仲は悪い。特に嫁は、働きもせず色々なウィッグや服で着飾り趣味に遊ぶ
姑を嫌っている。最近その姑が床に伏せりがちなのも気にくわない。

ある日嫁が爆発し、孫(自分の子。●子)が遊びに行ってる間に伏せっている姑の部屋に突撃する。
文句を言うものの、寝たふりをして顔も向けない姑に激昂し花瓶で殴打して殺してしまう。
台所で呆然とする嫁。何時間たったのか、ふと物音に振り向くと殺したはずの
姑が這いながら必死の形相で迫ってきていた!


236 名前:235 投稿日:02/03/06 17:29
「まだ生きていた!」驚愕する嫁。そばにあった漬物石を頭に叩きつけ、トドメをさす。
息を荒くしながら、棚から取ろうとして手を滑らせた漬物石が
頭に当たってしまったというように見える状況をつくり、警察に電話する。
さっそく到着する警察。しかしその状況に騙されず、他殺の可能性に気づく。
その時、家の中を捜索していた警察官が「布団の中で子供が死んでいる」と報告してきた。

実は、最初に嫁が花瓶で殺したのは自分の娘●子だった。
●子はお婆ちゃんに「最近私が遊びに行くと、嫁の機嫌が悪くなる。
お小遣いをあげるから私のウィッグをかぶって寝ているフリをしていてちょうだい」と頼まれていたのだ。
激怒している母親に真相を打ち明けることもできず、
布団の中で震えているうちに花瓶で殴られたというわけだ。

真相を悟り、自分が殺したのは愛する我が子だと知った嫁は……発狂した。


237 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/03/06 20:04
>235
歌野晶午(うたの しょうご)の
「正月十一日、鏡殺し」の中の短編だね。

 

新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)
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