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653 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/04/23 17:57
父上の部屋へシャーペンの芯を失敬しに(買えよ)行ったとき本を見つけた。
「ぷっ、『演説に使える小話集』だって。なんじゃこりゃ」
その本に収録されていた話にこんな一編があった。

アメリカ南部の町、一人の警官が辺りを巡回していた。
一通り見回ってそろそろ帰ろうとしたとき、前を歩いてくる男に気がついた。
ひっきりなしに首を動かし、くぐもった声でブツブツ何か呟いている。
あきらかに挙動不審である。
薬をやってる変質者でなければいいのだが・・・
念の為職務質問をしてみようと思い警官は男に声をかける。
男が止まったのを確認し、近寄ろうとしたそのときだ。
男がニヤニヤした笑いを浮かべ上着の裏ポケットに手を突っ込んだではないか。
「殺られる!!」
警官は咄嗟に拳銃を抜くと何のためらいもなく男に向けて発砲した。


654 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/04/23 17:58
銃弾を胸に受けた男はドサッとその場に倒れやがて動かなくなった。
「あぶないところだった・・・」
警官は胸をなでおろしのポケットの中の凶器を調べることにした。
しかし予想に反して出てきたのはピストルではなかったのである。
それはボロボロになった古いメモ帳だったのだ。
警官はいぶかしげにそれを手にとり最初のページをめくった。

「この子は生まれつき重い病気で口がきけないのです。
 もしも困っていたら助けてあげてください。」
メッセージの下には男の家であろう住所と電話番号がかいてあった。
震える手で次のページをめくる。
「ぼくのかわりに電話をかけてください」「どうもありがとう」
そんなメッセージが1ページごとに書き綴られていたのである。
それは重度の障害をもつ息子を不憫に思う彼のお母さんが、
心をこめて書いたものであった。

演説にどう使えっちゅーんじゃ!!
知障は家からだすなってことか?!(´д`;)


654 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/04/23 18:07
>>654
ヽ(´Д`)ノ うわあああん

656 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/04/23 18:09
>>654
うわ…後味悪いな…。
でもホント演説にどうやって使うんだ?

後味悪い
(後味悪ければクリック)
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