ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 死ぬより辛い(夏樹静子)

887 名前:長文スマソ 投稿日:02/05/02 22:13
この前うちの母上が図書館で借りてきた本。
パラパラ読みなんで内容よく覚えてないですが
確か夏樹静子さんの短編だったような気が(少なくとも女性の作家さんだったような)

夫を送り出した後、妻は家事に打ち込んでいたが
今日は珍しく隣室に寝かしていた子供の泣き声が聞こえないのが気になった。
母親の姿が見えないとすぐにグズってしまう子なのに、
よっぽどぐっすり寝ているのかしら。家事の手をとめ様子を見に行くことに。
部屋の襖をあけて彼女が最初に目にしたもの
それは、顔がビニールにすっぽり覆われたわが子の姿であった。
恐らくベランダを開け放していたせいで、飛んできたビニール袋が
偶然寝ているこの子の顔に張り付き、叫ぶ間もなく呼吸を止めてしまったのだろう。
その顔は別人のように醜く鬱血し、すでに死後硬直も始まっていた。
やっと出来た我が子を溺愛していた夫がこのことを知ったらどうするだろう。
私の不注意のせいで、この子を殺したのは私なのだ・・・。
妻はふらふらと台所に戻ると、罪の重さに耐え切れず自殺を考えた。
が、不意に彼女の目に今朝夫当てにきた手紙が目に入った。
宛先人を見ると、少なくても自分の知ってる夫の交友関係の名前ではなかった。
朝は何の気なしにテーブルに放って置いたのだが
その時の彼女にはその心覚えのない宛先人のことがどうも気になったのである。
たまらず中を開けて見ると「会って欲しい」とただ一言・・・。


888 名前:長文スマソ 投稿日:02/05/02 22:58
幸い住所も近いし、夫が帰ってくるまで十分時間はある。
どうせ死ぬなら思い残すことなく死にたい。
宛先人の正体が気になった妻は死んだ赤子を残していくのを
心苦しく思いながらアパートを後にした(放置プレイかよ!!)
それでその宛先人を調べていくと(ここらの内容覚えてなくてモヤモヤする・・・)
なんと夫が自分を長年(浮気かなんか?)でだまし続けていたことが発覚!!

辺りが暗くなってきた頃、妻はそのままアパートに帰ってきた。
そしていつもと変わらず晩飯の支度を始めた。
無論、子供の死体は布団に寝かせたままだ。
しばらくして夫が上機嫌で紙袋をぶら下げて帰宅した。
「ほら、これあの子が喜ぶだろうと思って買って来たんだ。
同期の奴らにも散々親バカだって馬鹿にされてさあ・・・」
とろけそうな顔で土産を我が子に見せてやろうとする夫に
「遊び疲れていて寝てるから明日にして」
と妻は冷たく言うと、冷蔵庫からビールを取り出した。


889 名前:長文スマソ 投稿日:02/05/02 22:59
「睡眠薬が効いてるようね・・・」
アルコールと睡眠薬の相乗効果で夫は
気分が悪くなったといって布団に入ると、たちまち深い眠りについた。
妻は夫の腕を持ち上げるとそこにすっかり冷たくなった子供の顔を押し込んだ。
これでいい。
次の日、目が醒めると夫は自分の下で冷たくなったわが子を発見するだろう。
死因も、泥酔した父親が気づかずに子供を窒息させられたとして処理されるに違いない。
それは長年自分を欺いていた夫に対しての一番効果的な復讐方法であった。

女って・・・女って(/д`;)
文章力なくてスマソ。
でも実際の作品はもっと面白いっす


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