ホミサイド・殺人捜査課/第3シーズン第37話「人形の目」

308 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 00:25:56
ホミサイドというドラマ。ボルチモアの殺人科警察の話です

パトリックという10歳の男の子がショッピングモールで射殺されてしまう所から物語が始まる。
パトリックは、救急治療によって一命を取り留めますが生命維持装置をつけられ、脳死状態になってしまう。
この場合、警察は事件を殺人として扱わなくてはならなくて、パトリックの両親は、
脳死とはいえ生きているのに殺人課が捜査することについて激昂する。
事件を担当しているペンブルトンとベイリスは
トミー・ポーテンという10代の少年を容疑者として連れて来る。
トミーは、兄のドニーのガールフレンドに手を出したため、銃で追われていたことを話す。
パトリックは、このまま回復する見込みは無いと診断され、医師から臓器移植を進められ、
両親は悲しみ怒り、迷った挙句に臓器移植を了承する。


309 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 00:27:46
最後にせめて腕に抱かせて欲しい、と両親がパトリックを抱きしめたまま生命維持装置を外し、
臓器摘出に許される必要な時間のギリギリの数分間で別れを済ませ、離される。
両親は崩れて泣きあう。
ペンブルトンもその場に立ち会っており、その後事件解決をしたと署に戻ると
一人の男が入り口で話し掛けてくる。
「銃撃事件で死んでしまった男の子の親か関係者の方に会わせて欲しい」と。
(ちなみにこれはご都合主義っぽいけれど、たまたまの偶然、男は担当刑事だと知らない)
ペンブルトンは「そういう情報は一切部外者に教える事は出来ない」と答えると
「今日、うちの息子がその子から腎臓を1つ頂けたので、そのお礼がしたかったんです」
ペンブルトンは、何も言わずに通り過ぎようとすると、その男は呟くように続けて
「あと一人」
立ち止まって振り返るペンブルトン、男は何処を見ているか判らないような眼差しで
「うちの息子が、本当に良くなるまであと一人、死んで、もう一つの腎臓が必要なんです」
その男と目が合い、視線を逸らし無言で署内に入って行くペンブルトン。

というお話です。
なんというか、最後の最後にそんな男が出てきて・・・とショックを受けました。
OZもホミも後味悪いのばっかり、でも凄い深くてやっぱり面白いです。


310 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 00:34:54
パトリックちゃんのもひとつの腎臓は使われなかったの?

311 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 00:47:11
そう簡単に臓器提供者の情報はわからんとオモ。
しかも移植直後に病院まで判明って。

>>310
脚本家は腎臓が二つあるって知らなかったのかもね。


312 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 01:06:01
>>310 
確かですが、腎臓2つを一人のドナーに移植したのでなく
2人の別のドナーに移植したんだと思います。
だから男は、「もう一人」と言ったんだと思います。

>>311

自分も臓器提供者の情報って判るのかな?と一瞬思ったのですが、
ドラマ内では銃撃事件がその中では大きく扱われて、逐一報道されていたので、
その報道で臓器提供の情報が漏れて、知ったのかな?と脳内補完しました。
でも、ひょっとしたらその男の子供は、たまたま同時期に移植をされて、
その男の脳内補完でパトリックのものに違いないと
担当地区の警察署に来ただけかも知れませんけれど。
そのエピソードの録画ビデオを探せず、エピソードガイドなどから
記憶を辿ったのでうろ覚え部分が多くて、
ちゃんと見ればその点の曖昧さがちゃんと説明されていると思います。すいません。


313 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 01:09:48
もう一つは他の人に移植されたんだろうよ。
生命を維持するだけなら一つで十分だからな。

314 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 02:13:50
逆に2人分の腎臓が必要な症状というのが謎だな。

315 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 02:47:13
>トミーは、兄のドニーのガールフレンドに手を出したため、銃で追われていたことを話す。

ここがわかんないんですが。
トミーは兄のドニーに狙われたから、先制攻撃に出てまちがってパトリックを撃った、
ということですか?
それとも犯人はトミーでなく、最後の腎臓が欲しいおじさんが真犯人かもしれない
ということを暗示しているのですか?


316 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 06:23:34
>>315
銃で追われててアリバイがあるよ、かな?と思ったけど真相は?

317 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 08:09:50
>>315 また判りにくくてすいません。
兄のドニーのガールフレンドに手を出した為、トミーは兄に銃で脅され
付け狙われていました。
なのでトミーもそれに対抗する為に、銃を持ち、ちょっとした
イザコザから銃を撃ってしまい、それがパトリックに当たってしまったのです。
10歳の子供の悲劇的な事件を洗ってみたら、あまりにくだらない理由に
刑事たちは呆れ、また大変やりきれなくなります。
それで、パトリックの両親の辛い決断が、せめてもの救いのように
これで助かる子供が・・・と医師が慰めるんです。
パトリックの両親の決断は、尊く正しい決断だと。
そうした後に腎臓が欲しい男は、本当に唐突に出てきました。
そんなラストがとても後味の悪いものだったので今回カキコにきました。

ちなみに余談ですが摘出した臓器を受け取りにヘリで来た医師は
シカゴホープのジェフリー・ガイガー先生がゲスト出演です。


318 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 08:15:41
真犯人が書いてないから、
移植を受けた子のお父さんかと思っちゃったよ。

あと一人……本当に良くなるにはもう一つ必要……(;゚Д゚)ガクガクブルブル


320 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 08:19:08
何しに出てきたんだよ、腎臓男
自分の腎臓をやれば済むだろ

321 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/04/21(木) 09:37:51
腎臓は2つあるけど、人にくれてやれるのは生きてる人間は一つ。
でもって定着しない場合も多い。
両親や兄弟のをいれてもダメな場合も結構あるらしいよ。

腎臓移植すれば自由に健康に生きられますよ…といわれて
手術したのに、実際はダメなケースが多いし、死ぬまで薬は飲み続けなければいけない。
移植さえすれば旅行に行ける、災害におびえることもない、
ばら色の未来が…と思っていた患者はショックが大きくて、
ガクンと体力を失ってしまったりするらしい。
ショックなのは提供した側も同じで、家族のためにと決死の思いで
健康な体の腹を切り開いて臓器を一つ捨てたのに、やっぱりダメでしたー
じゃね。