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560 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/03(水) 08:37:06
ネタバレなので注意。
桐野夏生のジオラマって短編集に載ってた「デッドガール」

何となく素人売春を始めた女が今一つハズレな男(微ぶさいく・嫌味)と行った臭いラブホでの話。
男がシャワー浴びてる間ベッドでごろごろしてると何故か突然同じくりあの年の女が室内にいる。
半端に派手だったり清潔感がなかったりしていかにも自分と同じ商売女。
「どこから入ってきたの?!」と問い詰めるも「鍵が開いてた」「そんな事より私の話を聞いて」と意味不明。
勢いに押されて話を聞くことにするとだらだらと身の上話を始める。
売春する理由から男の醜さなど話して最後はある男の話。
それは身なりはいいのに突然切れてプレイではなく本気で首を締めた…という。
「だからさーあんたもこういう仕事早くやめなよ。私みたいになるよ。
あ、私?そこにいるの。」
指差したのはベッドの隙間。思わず覗き込むとその一瞬に女は消える。
その女が消えた途端シャワールームから「延長していい?」と男の粘っこい嫌な声。
「ちゃんとお金くれるならいいよ」と応えると男は無言。気のせいか異臭は強くなる。

…ここで終わり。何が良いのか悪いのかオチ無しの上に女が挟まってるというのが
どうにも言えず後味悪かった。
いや、普通は見つけると思うんだけどさ。

 

ジオラマ (新潮文庫)
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