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721 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/25(木) 23:42:41
あるところに天邪鬼な小鳥がいた。
お母さん鳥が「やめなさい」と言う事をやりたがり「しなさい」と言うことをしない。
お母さん鳥は心を痛めて病気になり、やがて死んでしまった。
母を亡くした小鳥は初めて反省し、せめて最後に母親が言い残した
「お母さんは海が好きだから、亡骸は海に葬ってちょうだい」という言葉だけは
守ろうと思い、母親の死体を焼いた灰を海に撒く。
ところが、その後に小鳥は他の鳥からこんな事を教えられた。
「お前の母親は本当は山が大好きだった。ただ、海が好きだと言えば
天邪鬼なお前は自分を山に葬ってくれるだろうと思って嘘をついたのだ」
それを聴いた小鳥は悲鳴を上げ、海に撒いた母親の灰を取り戻そうと
永遠に海の上を飛び続け、今も探しているという。

母鳥もまわりくどいし小鳥も空気読めてねえしで、可哀想で心に残った話。

 

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