旧約聖書
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736 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 01:34:14
- あ、そうだ。後味悪いって言ったら旧約聖書なんてまさにそうだ。 
 特に「出エジプト」エジプトに住んでいたユダヤ人達は、エジプト人達に虐げられていた。 
 で、ある時神がモーゼに言うんだ。「カナンの地を目指せ」。
 今で言うところのパレスチナ。
 それはいいんだけど、神曰く
 「今夜、天使をエジプトに使わしてエジプト人の長子、人の子家畜の子も長子という長子を殺して回る。
 エジプト人達が嘆き悲しんでいる隙にエジプトを脱出しなさい」
 その夜、エジプト人の家では幼児だろうが赤ん坊だろうが
 一番上の子供が天使に殺された。その隙にユダヤ人達出エジプト。小学校四年生くらいの頃に初めて聞いたとき、もうホントに後味悪かった。 
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739 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 02:11:13
- >>736 
 天使じゃなくて悪魔じゃん。つーか魔王?
 エジプト人は可哀想。この話は今のパレスチナ問題にリンクする所があるね
 そんな話を聖書に載せるのもモニョルし
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741 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 02:31:38
- 聖書ならヨシュア記 
神様がヨシュアにアイに住んでる先住民を皆殺しにしろと命令して、 
 ヨシュアがそのとおり実行した。
 老若男女皆殺し。その後もいくつかの街を神の命令どおりジェノサイドした。 ヨシュアは神の命令の実行者として尊敬を受けた。 
 神は、ヨシュアが滅ぼした街を再興しようとする異教徒は呪うとまで言い放った。殺された先住民は何故殺されたかというと、ただその街に住んでいたから。 このヨシュア記が十字軍や他の大陸の先住民抹殺の道義的正当性として引用された。 
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747 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 09:29:11
- >736 
 幼稚園がカトリック系で、読書の時間に絵本の聖書を読まされたんだけど、
 幼いながらにも「これってありか?」と思ったよ。
 「悪い人(神を信じない人)は殺していいです。はい」って内容なんだよね。
 勧善懲悪とも違うし。
 でも2chのどっかのスレで、漫画のキャラらしき人物の
 「暴力を振るって良いのは、悪魔と異教徒に対してだけです」
 というの台詞を見て「ああこういうことか」と思った。
 「いいベトコンは死んだベトコンだけだ」みたいな。でもその幼稚園のシスター(日本人)たちはすごくできた人たちで、 
 いまだに尊敬してるわけで。
 優しいシスターばかりだったけど、あの人たちはその辺の
 ジェノサイドの部分をどう受け止めてるんだろう。
 「それは仕方ないですよ。だって異教徒ですもの。」
 とか言われたらいい記憶全部塗り替えられて後味悪いな。
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748 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 10:04:37
- ダンテの神曲でも異教徒が地獄で無茶苦茶されてたよな・・・
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764 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 13:00:04
- 聖書といえばジュゼベルの話も後味悪い。 
ジュゼベル姫は嫁いでからも実家で信仰していた神をあがめていました。 
 夫も姫を愛していたのでその神様をあがめることにしました。
 そこへ異教の預言者がやってきて「うちの神様に乗り換えないとあんた犬に喰われるよ」
 当然預言者はおいだされますが、イケメンだったので姫はその様を塔の窓からながめていました。
 預言者が門から出た瞬間、姫は塔の窓から転がり落ちて地面にたたきつけられ、
 かわいがっていたはずの犬たちにおいしく食べられてしまいました。
 後に残ったのは骨のかけらだけでした…
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765 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 13:12:14
- >>736 
 一応、ユダヤ人はイスラエルを滅ぼされて連れてこられて奴隷としてこき使われていたという
 前提のもとで読むといいんじゃまいか。
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770 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 13:58:16
- >>765 
 そのユダヤ人が奴隷になった理由ってのが、神の命令を無視して王が異教徒の妻を持ったから。
 つまり、聖書を読むかぎりは、ユダヤ人が奴隷になったのはユダヤ人の自業自得。
 それを機に、神の命令を無視すると国を奪われ奴隷になるっていうのがユダヤ人のアイデンティティになった。
 (エクソダス以降も何度も神の命令を無視するが、その度にユダヤ人は皆殺しにされそうになる)
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771 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 14:07:58
- >>736 
 最終的にそうなるまでに、エジプトのファラオはモーセから10回の警告を受けてたんだよ。
 正確に言うと「その隙に逃げなさい」ではなく、ファラオから正式に
 解放してもらうために交渉してたわけ。
 で、ファラオが断るごとにエジプトに神の下す災いが降りかかる・・・。
 どんどん災いはひどくなり、最終的に子供達が死んだ時にとうとうファラオが
 ギブアップして奴隷から解放されたって話。
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816 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 20:20:17
- 聖書の話自体後味悪いけど、それに対する宗教家の見解が後味悪い。 
 母親がクリスチャンなんで、子供の頃には日曜日にカトリックの教会に行ってた。
 で、例の出エジプトについて、そこの神父に質問したわけ。
 「神さまはどんな人間にも平等で、愛しているんだって、神父さんは言ってましたけど、
 なんで神様はエジプト人の子供達を殺したんですか?」
 神父曰く、「そういうことを考えるのは、傲慢なことなんですよ」
 だって。
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826 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 21:07:35
- 聖書に出てくる聖人のエピソードは後味悪い話がかなりあるって聞いた 
・ある聖人が、娘が堕落する(セクースして肉体の欲に溺れる)のを恐れて、 
 どうか娘を清らかなままに、と神に祈った。
 その願いは聞き届けられ、娘は熱病にかかって一生のあいだ
 一日中ベッドの中でうなされることになった。・異教徒との宗教論争に負けたある聖人。 
 神様に「あの異教徒に罰を与えて下さい!」と祈った。
 その願いは聞き届けられ、罪深い異教徒は舌を抜かれて
 二度と口が利けなくなった。キリスト教に詳しくないうえに手許に資料もないんで聖人の名前がわからない。 
 中途半端ですまそ。
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834 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 21:56:12
- ユダヤ教?ヨブ記。 
 ヨブは裕福、しかし家族・村のみんなと助け合って生きる善良な民でした。
 そして毎日神に祈っていました。「今日も一日の糧をくださってありがとうございます」
 ある日神が言いました。「ヨブはいいやつだ。毎日私に祈っている」
 するとサタンが「そうか?あいつは恵まれているから祈っているだけじゃないか?」
 神は怒り、「だったら試してやろう」と言いました。
 ヨブの村では作物が取れなくなり、疫病が流行り、元気だった人も強盗団に皆殺しにされ、
 突然の災害で家も全壊してしまいました。
 何もかもを失い、自らも疫病にかかり意気絶え絶えのヨブは跪き、祈りました。
 「主は与え、そして奪いたもう」
 神は勝ち誇ったように言いました。「見ろ。全て奪っても信仰を失わなかったぞ」ごめん、サウスパークのエピソードから抜粋しただけw 
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837 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 22:27:22
- 14世紀末、スヒーダムに生まれた美少女リドヴィナ。 
 15歳の時、スケートをして骨折。
 骨折の後に潰瘍ができ、やがて全身が腐り爛れ膿と血にまみれた醜い姿に。その後もさまざまな病気の症状が現れたが、彼女は死ななかった。 
 彼女は「罪びとのかわりに私に苦しみをお与えください」と神に祈り、
 神は彼女が疎まれないよう、膿から花の香りが漂うようにした。人々は彼女を聖人としてあがめ、彼女はこの状態で53歳まで生きた。 
 リドヴィナの遺体はすべての傷が癒え、元通りに美しくなっていたという。聖人になんかなりたくないや(((;゚Д゚))ガクガクブルブル 





