ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その33 » JENNIE `83(和田慎二)

669 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/26(月) 22:32:49
和田慎二と言えば
すっげぇマイナー雑誌に載っていた漫画なんだけれど、
和田氏がモデルなった、昔のオモチャを収集している男が、
夜中に出会った少女にとんでもないプレミアがついたロボットのオモチャを貰ってしまう。
その時、彼女は「あなたが好きよ。追いつくから待っていてね」
と言って去っていく。

それからも、彼女はとうに倒産した会社の怪獣ソフビ人形等、
それも、昔に閉店したおもちゃ屋の包みと一緒にオモチャを届けに来る。
少女の背は、合う度に少しづつ伸びていた。
彼女はアメリカに留学、程なく大学を卒業した彼女から
もうすぐ帰国できるという手紙が届く。彼女が本当に、
自分の時間へ追いつこうとしているのを知った主人公は大喜び。
彼女との新しい生活の為に、漫画を描きまくって費用を稼ぐ。
彼の心に、彼女の声が響いて。

「ね? 間に合ったでしょ?」

そして、彼女を空港へ迎えに行く準備をしていた彼に、
TVが悲しい現実を伝える。彼女の乗った飛行機が墜落。
生存者ゼロ。

ぬけがらのようになり、締め切った真っ暗な部屋で
彼女に初めて貰ったブリキのロボットを動かしている
男の姿でエンド。後味悪いと言うか、ラストでこの展開かよ!

漫画アニメックの創刊号なんて誰も覚えていないような
雑誌に掲載された話なので、コミックスに収録されたかも
分からない漫画・・。どなたか知っておられますか?


670 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/26(月) 23:01:49
少女の背が伸びていくっていうのは、短時間で女の子がいきなり大きくなったってこと?
アメリカにいたはずの子がおもちゃを届けに来るの? 気になる。

677 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/27(火) 00:20:53
>>670
そう。いきなり大きくなる。
どうも二人がそれぞれ存在している時間がずれているらしく、
和田氏にとっての一年が彼女(名はジェニー)にとっては数年間になっている
(だから会うたびにジェニーは成長している)
時間のずれが存在することが判明するきっかけになるのが、ジェニーのもってくるおもちゃ。
ジェニーが普通におもちゃ屋さんで買ったおもちゃでも、
和田氏が生活する時間世界においてはプレミアつくほどの古いおもちゃになる。

でもって、おもちゃをもってくる時点ではジェニーも和田氏も日本にいるのね。
そして時間を超えることはできても空間を移動することができないらしいジェニーは
「アメリカに行くからしばらく会えない。でも帰ってくるときには追いついてるから」と
主人公に告げて去っていく。
その後和田氏の元にアメリカから(第三者の手を経て)エアメールが届くので
ついに二人の存在する時間のずれがなくなったことが和田氏にも分かる。
で、分かったとたんに飛行機事故、と。

20年も前のマンガをすらすら思い出せる自分が後味悪い・・・


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