同性愛者に精子を提供

137 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/17(月) 05:45:10
ある男性(39)が1990年代始めに、レズのカップルに精子を提供、
片方の女性が体外受精で妊娠、3人の子供が生まれた。
長男は現在13歳に成長している。

まぁ、そこまではなんの問題もなかったんだけど、その後、このレズ・カップルが破局。
子育てが母親1人の肩に掛かってきてしまった。
で、彼女は男性に養育費の支払いを要求したのだ。
でも、精子を提供する時に男性は育児に関与せず、責任もない。
と取り決めていたので、男性は要求を法的に却下するために裁判を。

ところが、地裁も高裁も、そして最高裁も女性の言い分を認め、
男性に「生物学的父親には養育の義務がある」との判決を下したのだ。
ttp://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0510/15b.html
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激しく後味が悪い。男性カワイソス。
子供だって後味悪いだろう。13才だったら理解できそうだし。


140 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/17(月) 09:22:40
そもそも相手に養育費請求しなかったのかな?
相手に断られて、苦肉の策で男性に請求したらウマーだったのかね。
提供時の契約知ってて、請求できる神経がわからない。
法的にもスルーされるなら、契約は何の意味もないし。
ほんと後味悪い。
判決で、契約の条件のことどう扱ったのか気にはなるなー

この事件のせいで、同性愛者に限らず普通の不妊カップル相手でも、
精子提供者は激減するだろうね。


142 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/17(月) 09:33:33
同性愛に係らず、他人から卵子や精子を提供してもらう場合、
提供者の素性をオープンにすると、>137のような問題が出てくる。
(生物的に親である以上養育義務が発生する)
だから提供者は素性を隠したがる。

提供されるほうも、逆パターン
(提供したことを盾に子供の親権争いになったり、金銭トラブルが起きる)
を恐れて、提供者の情報を求めない。

だから素性は非開示で問題ナッシングと思っていたら、
生まれた子供たちが成長し、「子供には自分のルーツを知る権利がある」
ことが問題になりはじめた。
真実を知ったとき、育ててくれた親のことを愛していても
本当の親に遭ってみたいと思うのは当然の心情なんだそうだ。
さらに、そういう子供が増えることで「知らない間に異母・異父兄弟姉妹と結婚」
という可能性も出てきてしまった。

さぁどうする、って感じなんだが、それについての提供される側の意見が
完全に親よりというか、親の「子供が欲しい」という欲求しか見てないんだよね。
成長した子供が悩んだり苦しんだりすることのなるとしても
それはそのときの問題であって、今は自分の子供が欲しいのに産めないという
問題のほうが重要なんだ!みたいな。
子供が欲しいって言っておいて、子供の将来を軽視してるのはどうなんだと。
特に知らない間に近親婚の問題は将来必ず出てくるそうなんで、
後味悪いことになりそうな予感。