ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 善の研究(赤川次郎)

866 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/26(水) 20:02:43
誰だったかの小説に、ガンか何かで余命いくばくもない爺さんが、
もう惜しくもない命だから、人のために使って死のうとする話があったな。
細部はウロだけど、こんな話。
いろいろ考えた末、ターゲットになったのは、近所の暴力息子。
息子は二人いるんだけど、兄は身なりもよく礼儀正しい。弟はやさぐれた感じで目つきも悪い。
良くその家から、両親が殴る蹴るされてる悲鳴や、兄弟ゲンカの声がする。
暴れる弟を、兄が必死に止めているようだ。
爺さんは、手口は忘れたが、やさぐれ弟を天罰とばかりに殺害する。訳わからず死んでいく弟。
満足する爺さん。これで、思い残すことなく死ねる…。
ところが間もなく、その家の両親は息子に殺される。
実は家でキレてるのは、あの外見の良い兄の方だった。弟は、いつも身をていして兄から両親を守っていたのだ。
「そんな…では、わしのした事は…」
ぼーぜんとする爺さんを、ショックが襲う。後悔の中で、爺さんは息を引き取るのだった。

爺さん余計な気遣いも良いとこだし、何しろ弟くんカワイソス


871 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/26(水) 22:27:26
>>866
「善の研究」とか言うタイトルじゃなかったかな。

873 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/27(木) 01:14:12
赤川次郎で似た話読んだ記憶がある。
かなーり昔に読んだから、なんてタイトルだったかスッカリ忘れちゃったけど
なかなか面白かったような記憶がある。
内容はほとんど一緒なんだけど、こっちのは爺は余命わずかってわけでもなかった。

優しい妻と二人暮らしの爺さん。
離れて暮らすエリートの息子夫婦と可愛い孫はいつも会いに来てくれる。
幸せな人生。でも自分は年寄りだしもうすぐお迎えもくるだろう。
その前に世の中の役に立っておきたいと爺さんは婆さんに語る。婆さん賛成。
ふと立ち寄った喫茶店でマスターに近所の暴力弟の話を聞いて
爺さんは見るからに悪そうな弟をしばらく観察するんだけど
酔っ払った弟は電車の中で大人しそうな女子高生に絡む。
セクハラまがいの事までする弟に爺さんは逝ってよしって感じで殺害を決心。
数日後、弟に道案内頼んで一緒に歩き、踏み切りの所で酒瓶で撲殺。
線路に寝かせて電車に轢かせる。酔って転んだと思われ殺人とは気付かれず
完全犯罪だ~って喜んでたらニュースかなんかで
「家庭内暴力に悩んで父親が長男を殺害」ってのを見て爺さん混乱。
実は弟がいつも助けてくれてたんだけど弟が死んでから暴力エスカレート
両親は耐え切れずに長男を殺害。弟が死んでなければ~みたいなのを見て
爺さんが「そんな・・・俺がした事はあwせdrftgyふじこl」
って感じで心臓発作で死亡。
その後喫茶店マスターが他の客に
「妻もいて優しい息子夫婦も孫連れてしょっちゅう来てくれるって言ってた爺さんが
この間死んだんだけど、実は妻は何年も前に死んでて息子夫婦とも疎遠。
1人で暮らしてたんだけど誰も死んだ事に気付かなくてね、
あんな嘘言って・・・きっと寂しかったんだろうね」
みたいな事を話してて
爺さんが最初に幸せな人生だって語ってたのは妄想だったってのがわかるオチ。


874 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/27(木) 03:13:10
>>866>>871
あーそれ専門チャンネルで前見た笠智衆が主演のドラマ
なかなか面白かった。

899 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/27(木) 18:07:08
>>873
赤川次郎ってこんなのも書くのか~と思って読んでみたくなったから
アマゾンで赤川次郎で検索してみた。
1036件もあった・・・。
この中からどうやって探せばいいんだ・・・と思って諦めた。
次郎 本出しすぎ。

900 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/27(木) 18:15:29
1036件…
ほんのちょっぴり後味悪いな。

 

駈け落ちは死体とともに (集英社文庫)
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