ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その36 » 電話魔

453 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/10(木) 13:59:51
昔、何かの青年誌の短編で、
家の電話の中に何か住みつく話を読んだことあるなあ。
家には若い夫婦が平和に暮らしてたんだけど、
電話がかかってきては妙な母子の会話が聞こえる。
「おなかがすいたよ」「がまんしなさい」みたいな感じの会話。
奥さんはイタズラ電話だと思ってたんだけど、だんだん気味悪くなってくる。
奥さんが電話に出ては切っているのを見て、旦那は
(ムカシは、電話がかかってくると、とりあえず女房がかいがいしく出たものだ)
浮気相手でもいるのでは、と勘ぐる。奥さんは腹をたて、険悪なムードに。
そこへ、また電話。見合った後、今度は旦那が出る。すると、
「さあもういいわよ」「いただきまあす」みたいな声。と、旦那の姿は叫び声とともに消失。
ワケ解らない奥さん。受話器を拾うと、また母子の声。
「まだある。食べてもいい?」「だめよ、今度にしなさい」そしてツーツーという音に。
「あなたッ、あなたーッ」受話器に呼び続ける奥さん。しかし夫は、二度と帰って来なかった。
最後のコマは真っ暗で、隅っこから「ムシャムシャ」と、何かが何かを食べる音……。

「電話魔」みたいなタイトルじゃなかったかなあ。
もう少し普通の話だと思ってたので、後味悪かった。
シンプルな絵柄だったけど、奥さんも可愛くて、続きが心配で……。


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