失踪(ティム・クラベ)
-
214 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/25(金) 00:46:13
- グッとくるかはわかんないけど、前に読んだ海外の小説より。
恋人同士でデートに出かけ、立ち寄ったドライブインで彼女が失踪。
まるで神隠しみたいな状況だし、警察も痴話げんかだと思ってあんまり取り合ってくれない。
彼氏は、失踪した元カノを忘れられなくて、何年も手がかりを求めて、探し続けていた。
そこへ、犯人の男から真実を教えてやるみたいな手紙が届き、二人は会う。
犯人は、「彼女が何をされたか知りたければ、お前もおなじ体験をしろ」と言って、
睡眠薬入りの飲み物を飲めと要求。
彼氏の方もよせばいいのに、そんだけ彼女を愛してたってことだろうけど、飲んじゃう。
で、目が覚めたら、真っ暗で狭くって、何だ?と思ったら、棺に入れられて、もう埋められちゃってた。
彼氏は、彼女は一人でこんな恐ろしい思いをして死んでいったのかと知り、
どんなに大声を出そうが、中からガリガリやろうと、
自分は助からないんだなって悟って、たしか話は終わった。
窒息か餓死かわかんないけど、死ぬまでけっこう時間あると思うし、
閉所恐怖症気味の自分は想像するだけで、気絶しそうで恐ろしかった。