ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その44 » 鬼切丸(楠桂)

384 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/28(火) 00:45:00
眼に異常があるのと美醜の話で思い出した鬼切丸の話

内気な女の子は公園でたまに見るだけの青年に惚れている。
友達はアタックしてこいよと言うが、主人公は恥ずかしくてできない。
好みのタイプを青年に聞いてくると言い出し青年に向かっていた友達は、
「あの人は可愛くて社交的な子が好きらしいよ」というような事を言う。
そんなの無理だよと落ち込む容姿に自信のない主人公は綺麗な石を拾う。
実はそれは他の話で出てきた、鬼の片目。
片目だけの鬼は彼女にとり付き、彼女の欲望を叶えようという。
美しい女性の髪や顔を奪う事によって美しくなれるという。
主人公は友人たちすら襲い、どんどん美しくなる。
だがその内面は邪気に犯され完全な鬼と化していた。
彼女の鬼気を嗅ぎつけた鬼切丸(鬼を狩る鬼)に斬られる主人公。
ぼろぼろになり人型の原型すら崩れかけながらも彼女は
青年に一目会おうと最後の力を振り絞る。
「私きれいですか」泣きながら言う主人公に青年は「ああ」と肯定する。
最後に微笑んで消滅していく主人公。
追ってきた鬼切丸は青年の傍らに盲導犬を見つけて彼が盲目だと知る。

友達たちは話し掛けた時に青年が盲目だと気づいていたのに、
主人公の内気さを日ごろから心配していたから
「好きな人の為にならこの子も変われるかも」という親切心から嘘をついていた
やや強引なところはあるが姉御肌ないい子だった。
主人公は襲った女性たちの髪を引き千切ったり顔をズタズタにしただけで
命は無事だったから、そのいい友達たちがそんな状態で
これから生きていかないといけないのかなと思うと鬱で鬱で

あと、存在しない鬼の生贄として殺されそうになった女の子が
憎しみに駆られて鬼になる話も鬱だった
鬼切丸は出てきた人がほぼ鬼になるか鬼に殺されるかで鬱展開が多い


385 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/28(火) 03:21:14
>顔をズタズタにしただけで

ヲイヲイヲイヲイヲイ


386 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/28(火) 05:43:42
青年も目が見えないのに知らない女性から泣きながら「私きれいですか。」
なんていきなり声をかけられたら困るよな。
「ああ」って答えたのも精一杯の危機回避行動だったのだろう。

姉御肌友達も「可愛くて社交性のある子」なんて高いハードル
掲げなくて「社交性のある子」にしとけばいいのに。


387 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/28(火) 06:08:53
>384
楠桂、おもしろいよね。
出版されたのかなり昔だけど「古祭」「楠劇場」「妖魔」あたり
わりと後味悪くてアウターゾーン好きな人おすすめ。
女の人があやしてる赤ちゃんを覗きこんだら…、
理想郷だと思ってた村が崩壊するシーンとか、
同じ名前の二人の女の子が…とか子供心に怖かった。
少女漫画は絵がちょっと好きじゃない、って人にも楽しめると思う。

 

鬼切丸 1 (少年サンデーコミックス)(全20巻)
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(少年サンデーコミックス)(全20巻)
鬼切丸 全20巻完結(少年サンデーコミックス)
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