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537 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/31(金) 02:03:09
望郷は海を越えて

鎖国の時代。
日本随一の水軍の末裔、九鬼家は大名となっていたが、
海のない山国に封じられていた。
しかし藩主の弟、海人は鎖国は長くはないと海を夢見て、
部下たちと共に船を操ることに励むなどしていた。

そんな彼が幼なじみの由布姫と婚礼をあげたその日、
長崎に漂流し世界をまわった日本人が帰ってきたと聞き、
その人に会おうと新妻を置いて船出する。

しかし津波にあってしまい、彼ら自身が漂流の身となり、
寒さと飢えの果てに半分の人数となってシベリアに漂着する。
そこで十二名。

そして帰国許可を得るためイルクーツクまでの
三千キロの旅に五人が命を落とす。


539 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/31(金) 02:15:21
イルクーツクでは海人の乳兄弟、蔵人が片手を凍傷でなくしてしまう。
シベリア総督からは帰国許可がいっこうにおりず、
海人は毛皮商人にすすめられ元気な者だけつれて皇帝に直訴するためペテルブルクに旅立った。

皇室は腐敗しており、ついに皇后エカテリーナが皇帝を廃して
クーデターが起きるのをまのあたりにする。
それを助けた海人はとどまることを望まれたが拒否して帰国許可を得る。

イルクーツクに戻ると更に飢えと病で三人が命を落としていた。
帰国を信じて教師になる話を蹴ったため
シベリア総督からの生活費がとめられていたのだった。
また、腕をなくした蔵人も看病してくれたリュミドラと
キリシタンとして帰国せずに生きるという。


540 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/31(金) 02:25:48
帰国の途についたのは結局二十四人中、三人。

由布姫は再婚の話も拒みつづけ海人を待っていた。
しかし海人の兄は、そんな海人の命を狙い、海人以外の二人は庇って殺されてしまう。
鎖国のため漂流者は帰国を許されていない。
家を守るため仕方なく。

海人と由布姫だけは落ち延び、
命の尊さと生きる喜びを伝えていこうと誓い合った。

生存者一名…。
海人は凍傷もおわず始終ぴんぴんしてました。

ちなみに数年前の宝塚の演目でした。


541 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/31(金) 04:07:24
>>537 >>539 >>540
それは大黒屋光太夫の話をパクっておりますな。

ttp://www.ffortune.net/social/people/nihon-edo/daikokuya-kodayu.htm


543 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/31(金) 06:36:33
>>539
どこのおろしや国酔夢譚かと思った
海人は緒方拳、蔵人は西田敏行にしか思えない

後味悪い
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