ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その45 » 妖精たちの箱船(柴田昌弘)

208 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/12(水) 20:40:57
柴田昌弘のコミック「妖精たちの箱船」。
外宇宙を長く航海している航行船が、異星の漂流船と遭遇した。
救出されたのは、20人の少女たち。ただし手のひらサイズ。
漂流船の規模と科学力からして、船の主人は彼女たちではなく別にいたはず。
だがその姿は忽然と消え失せていた。主人公の航行船では、彼女たちが無害である事を確認し、
犬猫くらいの知能があるので、ピクシー(妖精)と呼び、ペットとして飼うようになる。
しかも彼女たちには、人間の心に眠る記憶や願望を幻影として見せる力があった。
それは、主人公の思い出も呼び覚ます。航海前に亡くした病弱な恋人。悲しい別れ…
主人公は夢の中で恋人と再会し、愛を確かめ合う。
他の乗組員も大体同じようで、皆が幻影に溺れるようになる。
だがこの船そのものに、ある秘密があった。この船の乗組員は主人公も含め、
皆、記憶をコントロールされた凶悪な囚人たちだったのである。
死刑をまぬがれる代わり、ニセの記憶を植え付けられ、外宇宙勤務として追放されていたのだ。
妖精たちの力は、次第にその封じられた記憶にふれはじめる。
自分たちの殺戮に記憶の中で、互いに殺し合う乗組員たち。もちろん主人公も…
無邪気な妖精たちの見守るなかで、船は次第に無人となっていくのだった。

言葉では説明されてないが、
かつて主人公は浮気した恋人と相手の男を叩き殺していた模様。
なかなかカッコイイ正義感型のキャラだったので、ショック。後味悪かった……

 

PANDORA (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
PANDORA
(眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...