この胸いっぱいの愛を
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907 名前:1/2 投稿日:2006/05/29(月) 23:44:05
- 映画「この胸いっぱいの愛を」から。
主人公は幼少の一時期を過ごした街へ仕事で仕事で向かうが、
なぜかたどり着いた街は20年前の街だった。
祖母の経営する旅館へ偽名を使い、住み込みで働くことになる。(少年時代の自分と合部屋になる)
そして、20年前に病気で死んでしまった初恋のお姉さんとの再会・・・他にもこの時代へ飛ばされた人がいて、
その人たちと元の時代へ戻るための方法を探っているうちに
実は自分たちは飛行機の墜落事故で死んでしまっていること、
この時代へ飛ばされてきたのは心残りを果たすためだと気付く。一方、初恋のお姉さんは将来有望なバイオリニストだったが、
脳腫瘍を患い満足にバイオリンを満足に弾くこともできなくなっている。
お姉さんの死期が近いことを知り東京へ逃げ帰ろうとする20年前の自分を励まし、一緒にお姉さんを元気付ける主人公。
ところが、お姉さんの病気は手術すれば、障害は残るが助かる可能性が有るということを聞かされる。
手術勧める主人公へ「バイオリンが弾けなくなるくらいなら死んだほうが良い」と、頑なに手術を拒むお姉さん。
お姉さんの生きる希望を取り戻すために主人公はある計画を思いつく。
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909 名前:2/2 投稿日:2006/05/29(月) 23:44:51
- 地元で開かれる演奏会へお姉さんを誘う。
演奏の最後に突然名前を呼ばれ、将来有望なバイオリニストに
一曲弾いて欲しいと指揮者に舞台へ引っ張り出される。
覚悟を決め、満員の観衆の前で完璧な演奏を披露して見せ、逃げるように舞台袖へ引っ込むお姉さん。
心配して追いかけてきた主人公へお姉さんは
「こんなもんじゃダメ!もっと上手くなりたい」と生きる希望を取り戻す。場面は変わって20年後・・・
手術を受けて一命は取り留めたものの、障害のため弓も満足に持てず、
包帯で手へ縛り付けてバイオリンを弾き、杖を突いて歩いているお姉さん。
昔のようにバイオリンを弾くこともできないため、バイオリン教室を開き細々と生活している様子。
テーブルの上には新聞の切抜きが広げられていて、飛行機事故で死亡した主人公の名前と写真。
落としたミカンを床に這い蹲りながら拾いながらお姉さんのモノローグ「どうして私だけが生きなければいけないのか・・・と生きる勇気を失いかける。
だけど、そんな私にあの人がささやく・・・『それでも生きろ』と・・・」思い残していたことを果たして次々と成仏していく仲間たちのエピソードで感動していたが、
このラストに水を差された気分になってしまいましたよ。
未来は変わったのに結局主人公は死んじゃうのかよ・・・
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910 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/30(火) 00:01:39
- >>907>>909
乙 面白かったこう見るとストーリーはかなり面白いのに、映画で見るとつま~んないんだよな…
それも後味悪い
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914 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/30(火) 00:24:17
- >>910
コンビニで立ち読みしたマンガ本だと、主人公は昔の自分に約束10ヶ条みたいのを渡す。
9個目くらいまで読んで10個目は不明のまま話は進行して>>909と同じ状態になる。
お姉さんがテレビを見ていると飛行機事故。
だが主人公は死なずにお姉さんのトコに帰ってくる。
実は約束の10個目は「絶対に飛行機に乗らないこと」
しかもその約束10ヶ条は墜落する飛行機のチケットの裏に書き込まれていたため、
20年後の自分はそれを信じて飛行機事故には巻き込まれなかった、みたいな話になっていたような…映画だと死ぬのか(´Д`)