ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その48 » コッペリア

791 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/11(日) 23:26:28
人間そっくり人形もので後味悪かったと言えば、消防の時に聞かされた「コッペリア」。
バレエ曲らしいんだけど、教えられた話によると、
ある若者が、通りかかった屋敷の窓辺で、静かに本を読む美女に恋をする。
寝ても覚めても彼女の面影が離れず、病気のようになってしまう。
村には彼を慕う賢い娘がいて、猛ショック。どんな女性なのか、気になってしまう。
若者をつけていった娘は、窓辺の女の美しさにびっくり。若者は賢明に美女に話しかける。
だが美女は、ただ本をめくるだけ。むかついた娘は美女と話そうと屋敷に忍び込む。
部屋にたどり着いた娘は、それが本をめくるだけの機械人形と気づき、ショック。
そこへ、やはり美女恋しさに忍び込んできた若者がやって来る。
隠れる所はなく、娘はとっさに人形を倒して描くし、そのショールを被って人形になりすます。
と、忍んできた若者が、背後から殴り倒される。そこには、白髪で長いひげの老人。
彼こそ美女人形の作者にして、黒魔術を信じるマッド老人であった。
彼は若者を魔法陣の中に寝かせると、その魂を人形に移す呪文を唱える。
人形が動くはずないでしょアホか、と思いつつ、娘は老人に一泡ふかせようと、
まるで人形にように、ぎくしゃくと踊り出す(ここがクライマックス)。
驚喜する老人、激しさを増していく踊り。そこへ一番鶏の鳴き声。
若者は気絶から覚め、ぼんやりしたまま、変装を解いた娘に伴われて帰る。
後には、口をあんぐり開けた老人と、うち捨てられた人形のみ。
しばらくして、若者と娘の婚礼。若者は話を聞き、娘の賢さを愛したのだった。
そして人形は、ぼろぼろになってうち捨てられたまま。

この人形の名が「コッペリア」なんだけど、どうにも気の毒でならず、
後味悪い話だと思った。折角きれいに作られたのに……


803 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/12(月) 01:46:51
>>791
バレエの「コッペリア」は全体がコメディ調なので
コッペリウス老人(コッペリアの製作者)は機嫌を直して
コッペリアを修理し、以前と変わらぬ生活を続けるという
ハッピーエンドのラストが多いよ。
ラストの若者たちの結婚式の場面で、
老人も嬉々としてコッペリアの世話をしているという演出。

804 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/12(月) 03:02:17
>>791
「コッペリア」の原作のドイツ作家ホフマンの小説「砂男」はもっと後味悪い。
主人公は気が狂ってしまったと思う。
後味悪いというか恐ろしい。幻想怪奇小説の名作だね。

 

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