ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » 怪談レストラン/リプレイ(松谷みよ子)

468 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 23:24:06
怪談レストランシリーズのどれかに入っていた「リプレイ」という小説

少年がゲームをクリアすると、クリア特典としてアイテムを選ぶ画面が出た。
適当に「リプレイ」というのを選ぶ。後日、その事を友人に話したら
あのゲームにクリア特典はないしリプレイなんてのも知らないと言われた。

やがて少年は、やり直したい事柄があった時に
「リプレイ」と叫べば時間が巻き戻る事に気がついた。
失敗をした時などに有効活用するようになった。

友人たちと廃屋を訪れた少年。
外にかけられた錆びた梯子を好奇心で上っていく。
壊れそうで危ないと言われるが、もし危険な目にあっても
リプレイと叫べば大丈夫だと思い、意気揚揚と上って行く。
かなり高くまで上ったところで、友人たちが言う通りに梯子が壊れた。
落ちて行く少年は、余裕たっぷりにリプレイと叫ぶ。
その瞬間、時間が巻き戻った。梯子が壊れた瞬間へと。
少年はまた落下していく。おかしいなと思いながらまたリプレイと叫ぶ。
しかし何度リプレイと叫んでも、梯子が壊れた直後にまでしか戻らない。
余裕は消え、少年は何度も何度も必死にリプレイと叫ぶ。
何千何万回と叫びながら、このままずっと落ち続けるままなのかと少年は思った。

 

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