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665 名前:1/2 投稿日:2006/07/15(土) 00:21:31
マタギつながりで映画『ココシリ』
舞台はチベット奥地ココシリ。
絶滅寸前のチベットカモシカの毛皮を狙う密猟者と戦う山岳パトロールの話。

北京から山岳パトロールを取材にやってきた記者ガイが最初に見たのは、
密猟者に殺されたパトロール隊員の鳥葬だった。
パトロールに同行させてもらったガイは隊長リーガイたちと共に密猟者の後を追っていく。
途中3年もひとりきりで監視小屋に住む仲間に会い、毛皮の運び屋から罰金をとるなどして
隊員は密猟者たちを追い詰めていく。

やっと下っ端ではあるが皮剥ぎ職人のマーたちを一向は捕らえる。
密漁の頭の情報を聞き出そうと隊員は密猟者の一人をリンチする。
ガイは制止に入ろうとしたが、隊員に止められる。
やがて自白した密猟者から聞き出した場所から隊員たちは毛皮を押収する。


668 名前:2/2 投稿日:2006/07/15(土) 00:39:13
そこでガイは彼らが貧しさのためやむなく密漁をしていることを知る。
一頭5元で皮を剥いで彼らは暮らしてきたという。
翌朝マーたちが逃げ出した。なんとか捕まえることはできたが
全速力で追った隊員のうちの一人が、肺気腫で倒れてしまう。
隊長は信頼できる隊員リウに病院に連れて行くよう指示を出す。
しかし治療費がない。隊長は運び屋からとった罰金も合わせるが、足りない。
そこでやむなく毛皮を売って来いと指示する。

やがて食糧も燃料も尽き始め、隊長はマーたちを山奥に捨てることにする。
公道まで300キロある山に捨てられ、彼らは歩くしかなかった。
そのうち2台あった車の一台がガス欠を起こし、動かなくなってしまう。
隊長は隊員3人にリウを待つよう指示し、密猟者を追う。
その頃リウは仲間を無事病院に送り、恋人と再会した後毛皮を売る。
その金で燃料と食糧を買い込んで後を追うが、途中流砂に飲み込まれてしまう。

ガイは道中隊長からこの隊員たちは無償で働いていること、
資金は押収した毛皮を売ってまかなっていることを知る。
車では通れない山を超え、隊員は一人、また一人と減っていく。
やがて隊長とガイは密猟者の頭に会う。しかし2人ではどうすることもできなかった。
見逃せという密猟者に毅然と立ち向かう隊長。
ところが密猟者のひとりが発砲し、隊長は倒れる。
更に取り押さえられたガイの目の前で隊長はトドメを指される。

ガス欠で置き去りにされた3人は自力で公道へ出て助けられたが、
後生き残ったのは肺気腫で倒れた仲間だけ。
十数人いた隊員で生き残ったのはわずかに4人だけ。
しかも密猟者を捕らえることはできなかった。

映像と音がすごいのだが、ほとんど救われない結末。
なんと言うか、苦労しても報われないし話が重いしで切なくてやりきれない。
上映終了後、結構いた観客のうち口を開くものはなかった……。

 

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