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931 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/05(土) 09:34:36
どこで読んだか覚えてないが

主人公の男は雑誌記者である。
男は妻との不仲に耐えかねて外に妾を囲っていた。
その日も男は妾に会いに行こうと家を出ようとした。
すると外に白い病院着におかっぱ頭の奇妙ないでたちの女が立っていた。
話しかけると女は妻の友人だと答えた。妻を呼んでみると学生時代の旧友だと言う。
女の尋常じゃない様子にとりあえず家に上げて話を聞くことにした。

以下は女の説明である。
自分は精神病院に入れられている。
しかし自分は精神病ではない夫に無理やり入院させられたのだ。
精神病院では逆らうと電パチ(電気ショック)される。
病院から逃げ出して警察に駆け込んでも連れ戻されるだけだ。
何とかして自分を助けてほしい。

男は女の言うことが本当かどうか判断が付かなかったが、
ひとまず助けると約束して眠らせることにした。
突然の出来事に対処(女の話を聞くだけだが)するため、
夫婦で協力したので仲がよくなりかけたかに見えた。
しかし女が眠りに付いた後、どうするか相談するときに、
妻が女の話を疑わずにあなた(男)は雑誌記者なんだから
病院の不正を暴くべきだとわめく姿を見て、男はやっぱりダメだと思う。

とりあえず妾に今日は行けなくなったとの報告をしているときに男はこう思う。
精神病院に入れてしまえば医師の判断でいつまでも入院させられる。
女の夫も自分と同じような理由で妻に耐えかね精神病院の院長に金を掴ましでもしたのだろう。

男は女の言っていた精神病院にダイヤルする。友達が居れば妻も辛くないだろう。


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