手かざし教

450 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/25(月) 13:59:53
ふと、自分のおふくろの事を思い出し、少し鬱になってしまった。
俺が小学生の頃、世界救世教という、いわゆる『手かざし教』にはまった母は、
土日など休みの日は、必ず俺と兄貴を教団の支部まで連れて行った。
もちろん友人達とは遊べない。
ある日、友達と遊ぶ約束をしていた兄は、『後から駅に行くから』と母を騙し、
そのままずらかろうとしたが、おかしいと思って戻った母(俺もいっしょ)に庭先で見つかり、
怒りで発狂したようになった母に、折り畳み傘で顔面が血で染まるまで乱打された。
隣家のおばさんが駆け付け、羽交い絞めにして止めてくれた。

母の言い分は『我が子の為を思えばこそ!』で、大義名分の前に反省など皆無。
輸血を拒み、子供を死に至らしめる宗教もあるが、自分の趣向=万人の為、というのは、
抵抗できない立場の子供にとっては、迷惑至極な話だ。