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41 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/02(月) 13:29:45
実話で聾夫婦で同じような話を知っているよ

外国の聴覚障害者達の生活を淡々と追って、
映像やインタビューを通してそのアイデンティティーを問うような真面目な映画だったけど
その中でインタビューを受けていた、聾者同士の若夫婦の会話で
妊娠中の妻も夫も二人とも「お腹の子も自分達と同じ聾で生まれて欲しい」と答えていた。

理由は「自分達のこの聾文化を引きついて欲しいから」
「健聴で生まれたら、自分達とは違う世界に育つ事になるので駄目」と
真面目な顔で手話で話していたよ

やっぱり見ていて「なんだかなぁ~」と後味悪かった。


97 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/02(月) 22:57:39
>>41
亀だが、まさに同じようなTVドキュメンタリーの話を
過去このスレで見た。同じ番組かもしれん。

聴覚障害者の子を持つ2組の親子が出てくるのだが
一組の夫婦は2人とも子供と同じ聴覚障害者
もう一組は2人とも健常者だった。
子供の障害を通じて知り合った2組の家族は、家族ぐるみで仲良くしていた。

ある時、2人の子供に手術の話が持ち上がる。
耳が聞こえるようになると言うのだ。
年齢が低いうちにしかできないので、早急に判断せねばならない。
ところが障害者同士の夫婦は>>41のような理由で手術に反対し、
子供に手術を受けさせたいもう一組の夫婦との間にも亀裂ができる。

結局健常者同士の夫婦は子供に手術をさせ、手術は無事成功。
名を呼ばれて振りかえる我が子を見て涙を流す。
もう一方の親は、我が子に聞く
「耳が聞こえないままでよかったと思ってるよね」
子供は答える
「お父さんとお母さんが反対したのだ。自分は手術したかった」

というような話だった。細かいとこ違うかも。


130 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/03(火) 01:44:03
>>41
>>97
聴覚障害者のドキュメントを更に後味悪くしてみる。

手術自体は耳の近く(頭)に装置を埋め込み、振動で音を感知する仕組みで、
正確に音の大きさや内容を理解するためにも長い訓練を積まなければならないと言うもの。
(子供にしか効果が無いのは脳の発達と共に感覚を覚えていけるからで、
 大人になってからは結びつくことが出来ないから)

で、どっちの家族だったが忘れたが、親戚だか祖父母にも同じ視覚障害者が居り、
子供に手術を受けさせるかどうか親族会議になる。
親族は>>41のような理由(音が無いのは聴覚障害者のみが持てる文化、
とても素晴らしい、音なんか必要ない、子の幸せを奪うな)とかで反対するんだが、
結局親は子の手術をすることを決意する。

その途端親族は「あの子も耳が聞こえるようになったら私達を馬鹿にするんだわ!」とヒステリックに泣け叫びだす。

それまで散々自分達を選民意識で持ち上げてきた癖して、
結局はコンプレックスの裏返しかい……と激しく後味が悪くなった。
おまけにそれまで親族と同じく「我々は独自の文化があるから手術の必用はない」と
反対者が多かった聴覚障害者の会みたいな連中も、
このドキュメント放送後手術をする者が増えた……というコメントで締めくくられる。

お前ら「文化」に固執するんだったら最後まで信念貫けよと。
結局自分らの負い目をごまかすためだけに「文化」だのなんだの言っちゃって
正当化している「逆差別」に心底吐き気がした。

子供を振り回す大人のエゴっぷりも後味悪いけどね。
「子供にしか効果がない」=「自分は治らない」って所が、余計に子供を治したくない理由なんだろうな。


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