ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » 子どもたちが屠殺ごっこをした話(グリム童話)

71 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/15(日) 23:06:34
グリム童話の一篇。

ある一家。夫婦と子供三人(六歳の兄、四歳の弟、そして赤ん坊)
母親は赤ん坊に行水をさせていて、兄弟は裏庭で遊んでいた。
兄が弟に言う。
「次は屠殺ごっこをしよう。俺が屠殺人で、お前は豚な」
兄はナイフを取り出して弟の首を切り裂いた。

ぎゃあっという悲鳴を聞いて母親が駆けつけると、弟はすでに事切れている。
母親は激怒して落ちていた石で兄を殴り殺してしまった。

呆然として屋内に戻ると赤ん坊はおぼれて死んでいた。
一瞬にして子供三人を失った母親は首をくくってしまった。

仕事から帰った父は家族が全滅しているのを見て、
倒れてしまい、ほどなく病死した。

 

完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫)
完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫)


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