ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その61 » ただ光が見たかった

83 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/16(土) 22:53:28
子供が被害者の事件特集みたいな漫画雑誌で、兄弟二人が両親に虐待される話があった。
昔母親が病気か何かで死にそうな時、
病院に受け入れてもらえなかったため兄は日本における医者不足を実感。
医者になろうと決意する。
父親は再婚した。
親に自分の夢を話したら金も無いし無理だと馬鹿にされたが、兄は夢を捨てていない。

ある頃から両親に虐待され始め、痩せてくる。
クラスメイト達は心配してご飯を分けてくれたりしてくれた。
何かあるなら言ってね!とか皆が言ってくれて、嬉しくなる兄。
でも何故か相談しない。

確か担任が不審に思って家に来て、両親が必死で追い返した時から
兄弟二人とも両親に監禁され、食事を与えてもらえなくなる。
二人は痩せ細り、骨のようになって体力的にも精神的にも限界が来ていた。
二人は逃げ出すことを決意する。
両親が夕食をとっている時に兄が包丁で両親を牽制し、弟を逃がす。
両親は「ご飯あげるからやめなさい!」と焦る。

弟は殆んど無い力を振り絞って、必死で外に出て保護される。
兄も殆んど歩けないけれど必死に玄関まで走る。光が見たい、それだけを考えて。

そして漸くドアノブに手が届きそうになった時、後ろから首にロープをかけられた。
抵抗する体力も無い兄は、そのまま両親に絞殺されてしまう。

逮捕される両親。泣き叫ぶ弟。
合コンのことを携帯で話す若い男達が描かれた後、
最後のページは「ただ光が見たかった」みたいな兄の心の中の台詞で終わり。

実話を元にしたフィクションらしいです。
立ち読みだったんで色々とうろ覚えですが…。
読んだ後とても重い気分になりました。


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