ホーム » 小説 » 小説/た行 » 底流(筒井康隆)

955 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/24(水) 13:37:04
筒井康隆のだけどタイトルが思い出せなくって本を漁ってたら1つ話を見つけた
「底流」って超能力者もの

人の心が読めるテレパシー能力がある若者を「エリート」として上級職に就かせ始めた時代

エリートの主人公は新しく赴任して来た先で
前任者のオッサンに仕事の引き継ぎをしてもらうんだが、
オッサンは一般人で自分の職を奪ったエリートを激しく憎悪している。
表向きはニコニコしてるけど心の中で延々と「若造が」「いまも心を読んでるんだろ」
「薄汚い覗き魔」「でもエリートだから心を読んで文句は言えないんだよな」などと罵り続ける。
引き継ぎ書類の説明もタイトルを延々と読んでいくだけで主人公が質問しようとすると
「エリートなのにわからないのですか?」みたいに流される。
説明を続けながらも心の中での罵りはエスカレートして
コイツの腸を引き出してその白い鼻を折り曲げて精液をかけてやる とか
コイツの彼女と一緒に裸で縛ってガソリンかけて火をつけたら面白いみんな喜ぶ とか
エリートは死ねしねしねしねしねしねしねしねしねしね と最後は心で絶叫しながら
オッサンと主人公はは別れの挨拶をして
1人になった主人公は泣く。で終わり。

 

佇むひと―リリカル短篇集 (角川文庫)
佇むひと―リリカル短篇集
(角川文庫)
あるいは酒でいっぱいの海 (集英社文庫)
あるいは酒でいっぱいの海
(集英社文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...