ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » 一つの花(今西祐行)

50 名前:46 投稿日:2007/01/25(木) 19:08:48
携帯からで申し訳ないですが‥
ttp://hanabi.oops.jp/book/book9.htm

52 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/25(木) 19:25:40
「ひとつだけちょうだい」が口癖のわがまま娘が
両親の食料ぶんどってお父さんが死んじゃう話だっけ?

54 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/25(木) 19:41:13
出征前の父親のために母親が金かき集めて作った白米のおにぎりを
娘が「おにぎり一つだけちょうだい」と何度も言って全部たいらげ、
父親は空っぽのお弁当を持って戦地に赴く。
戦地で父親は「ごめんねごめんね、お腹いっぱい食べさせてあげられなくてごめんね」って言いながら死んでいく。

これでオケ?


55 名前:50 投稿日:2007/01/25(木) 19:55:10
>>54
お花をかわりにあげるみたいです。
なんというか‥
ttp://www.education.ne.jp/mitaka/sansho-es/kyoshitu/99/42/heiwa/hana.htm

57 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/25(木) 20:08:45
>>52
「一つだけの花」
幼いゆみ子が最初に覚えた言葉は「もう一つだけちょうだい」
物心がついた時には、もう戦争中で食糧が乏しく、
いつも空腹のゆみ子はいつの間にか「もう一つだけ」が口癖になっていた

両親はそんなゆみ子が不憫で仕方ない
とうとう身体が弱い父親にまで赤紙がきて出生する事に
出征の朝、家族3人で父親を駅まで送っていく時に、幼いゆみ子は
それがどんな事なのかも判らず、ただただ普段食べた事もない
白米のおにぎりがあるのが気になってたまらず、やっぱり「もう一つだけ」を
繰り返してみんな食べてしまう

両親、特に父親はこれが今生の別れになるという事を察していて、
最後に見るゆみ子の顔を泣き顔にしたくなかったので、おにぎりを全部食べさせたが
出発直前、またもゆみ子が「もう一つ」と言って泣き出した

最後に父親は、駅のホームの片隅にたった一つだけ咲いていた小さなコスモスを手折って
「ほらゆみ子、もう一つだけ」と言って手渡す

10年後、ゆみ子は自分の父親の顔も、自分に父親がいた事すら忘れていたけど
お母さんの手伝いをするゆみ子の家の庭には、コスモスがたくさん咲いています。

・・・という話だったと
確かにゆみ子は自分勝手だけど、幼い子供が日々食べ物を催促する言葉しか口に出来なくなり、
こんな優しい父親がすぐに戦死したらしくゆみ子の記憶にも残らないのが後味わるい


59 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/25(木) 20:56:37
戦争系の話は後味が悪いというより切ないな

126 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 17:32:44
初めて読んだのは教科書だったのだけど、
途中の両親のやりとりが印象に残っている。

最後のゆみ子の台詞は、「ひとつだけちょうだい」ではなく
ちゃんと買い物ができるようになったことを表しているという
解釈を当時聞いた覚えがある。成長したんだな。


135 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 20:10:23
つーか、「ひとつの花」を読んで、
ゆみ子に本気でむかつく(子供の頃ならまだしも)人って、何か怖いな。
児童虐待事件で、よくまだほんの赤ん坊の我が子が食事を食べ零しただの、
つまみ食いしただの、おもらししただので本気で腹立てて虐待死させる親がいるのが理解出来なかったけど、
ようするに親世代に『親』としての情緒を持ち合わせて無い人が増えてるのか。
自分が子供と同じ土俵にたって生きてるというか。

そういう成人世代の風潮が後味悪いという事か?


137 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 20:46:56
>>135
ヒント:価値観は人それぞれ

138 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 21:03:58
価値観の問題ではなく、相手を推し量る能力や気遣いの事じゃないのかね。

139 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 21:47:58
子供を持つ身になればわかるよ。
母親だって、何も食べていなかった筈。
愛する我子ゆえ美味しいものを食べさせてあげたかった。
ただの白米がご馳走だった時代・・・

140 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 22:01:12
ゆみ子の父ちゃんの台詞が痛すぎるだけに、
(「喜びなんて、ひとつだって貰えないかもしれない…」)
ラストは少なくとも父ちゃんにとってはハッピーエンドだと思った。
少なくとも、大きくなったゆみ子には貧しくとも喜びが溢れている様だし。

>139
子供を持っても分からない人は分からないんだよ。
そんで幼児を殴り殺したり、餓死させたりするんだ。


141 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 22:01:40
「ゆみ子最悪」と言ってる奴は比較的若いような気もするな。
両親のゆみ子かわいさが理解できて、その見方でゆみ子を見守ることができるのは小学生だと稀なほうだろう。
子どもの視点で見たときに「お父さんとお母さんに迷惑かけるゆみ子はわがまま」という意見出るのは自然。
教科書の戦争系の話で先生は泣いてるのに、児童はきょとんとしている事がよくあった気がする。

150 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 23:38:09
>>148
うん。親心がわかるとかわからないとかの問題じゃなく、
いたいけな子供がそんなにひもじい思いをしているのはかわいそう、
という気持ちが先に立つな。

151 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/26(金) 23:50:04
うちは兄弟でごはん取り合ってたから
普通に「ゆみ子、独り占めしてんじゃねぇよ」思うけど
親はな~。思わんだろうな。
ただ昔なら、とーちゃんはお国の為に戦に行くんだから我慢しろって
言われそうだけどね。

155 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 00:47:46
小学生時代、「聞き分けの良い子」だった自分はゆみ子ムカツク派だ。
保育園時代の自分なら我慢できてた(つか、親に対してワガママ言えなかった)から、
泣き喚いて自分の我を通すゆみ子は許せなかった。

大体、1つならともかく、次々と強請って食うのってどうよ。
ガキの癖に、父さんに1つも渡さず食い尽くすんだよ?
幾つもある物はみんなで分けるってのが我が家の常識だったから、
同じ子供として許せなかったんだよな。


157 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 01:01:07
ゆみこっていくつって設定だったんだろう。
父親を慮れないほど、また「ひとつちょうだい」しか言えないくらい幼い子供なんてそれほど胃が大きくないだろうし
大人用に握られたおにぎりを複数個食い尽くすことができるというのが違和感ありまくりなのだが

159 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 01:17:36
>>157
確かにそこのところに不自然さを感じたね。演出過多というか。
常に飢餓状態でいたら食べられる状況になると限界まで食い溜めするようになるという描写かな。
野生動物なんかはそんな感じだし。
もしかしたら子供が平らげられる程度の量しかおにぎりは準備できなかったのかも。

普通に店に物があって、十分に食事を与えられている現代の小学生に
配給制で欠食状態の子供の状況を慮るのは難しかったかもね。
<155は今少々おなかがすいても次の食事の時間にはちゃんと与えて貰えると言う
安心感のあるご家庭で育てられたんでしょう。それ自体はとても幸せなことだと思う。 


162 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 02:29:13
「ひとつだけの花」の後味悪い所は、ゆみ子の駄々っ子ぶりではなく、
大きくなったゆみ子が優しいお父さんの事を全く(本当に欠片も)覚えてない…
と云う所だと思ったのは私だけ!?

169 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 07:55:04
>>155
教科書で読んだきりだからうろ覚えだけど、ゆみこにムカツかないように
お父さん視点のゆみこの擁護があったはず。

「ほんとうなら我侭放題に『いっぱい頂戴。全部頂戴。』って言うだろうに、
こんなに小さくてもそれは言ってはならないとわかってて、
『ひとつだけ』としか言わないところがいじらしくて哀れだ。」
みたいなくだりがあったと記憶してる。
ここで「ひとつだけ」を「我侭な主張」ではなく、
「哀れな主張」なんだと認識させるのがこの作品のミソなんだろうと思う。

年齢も「おにぎり」って言えないほどの幼いんだしね。


170 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 08:41:52
>>169
お母さんが『ひとつだけ』と言ってあげるからそれを覚えてしまったんだよ。

171 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 09:17:44
あつかましいよ。
ひとりっこだからだな。

173 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/27(土) 09:31:16
>>171
現代人の感覚だな

 

一つの花 (おはなし名作絵本 21)
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