九死に一生

303 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 15:49:03
ある家族が登山を楽しんでいました。
その家族の中にひとりの少年がいたんですが、彼は好奇心旺盛で
家族とは離れて勝手に山道を進んでいきました。
しかし彼はうっかり山道で迷ってしまい、とうとう暗くなってきて、
本気で焦っていると悪いことは重なるもので、穴に落ちてしまいました。
その穴はかなり深くとても自力では登れそうにありません。
助けを呼ぼうにもこんな山奥に人がいるわけもなく、彼は死を覚悟しました。

何時間たったでしょう?穴の上で落ち葉を踏む音が聞こえてきました。
彼は必死に大声を張り上げ助けを求めました。
すると、穴の上から一人の男性が顔を覗かせました。
その男性は何もいわず黙々とその少年を穴から救い出しました。
そしてふもとまで送ってもらいました。

少年は大人になるまでその男性の姿形をなぜかハッキリと覚えていました。
しかしそんな記憶も歳をとるごとに薄れていくのは言うまでもないことです。
彼が40歳になった時、再び同じ山をのぼることになりました。
しばらく山道を歩いていると山道にポッカリと大きな穴があいてるのに気付きました。
なんだろう?と思いその穴を覗き込むと、前かがみで俯いた白骨があったのです。


306 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 19:03:43
>>303
これはつまりこうゆうこと?

40歳になり自分が落ちた穴を見てみたら白骨があった。ということは、
いや~あの時自分も一歩間違えたらこうなってたね!
という後味の悪さということでOK?

それとも少年は助けてもらったつもりでいただけで実は穴で死んでいて、
その後40歳になるまでの人生は成仏できない彼の霊の妄想でしかなくて、
穴で自分の白骨を見たことで全てを悟ってしまった。
後味ワルー

ということ?


308 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 19:31:17
>>303は、「実は自分は死人に助けてもらったんだ」ってことだろ。

312 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 20:08:19
自分はふもとまで送ってくれた男性が実は自殺しに山に来てて
主人公を助けた後に穴で死んだのかと思った…w 

313 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 20:16:15
>>303
>少年は大人になるまでその男性の姿形をなぜかハッキリと覚えていました。
>しかしそんな記憶も歳をとるごとに薄れていくのは言うまでもないことです。

ここはどういう意味があったの?
て言うか結局覚えてるのか覚えてないのかどっちだよ


314 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 20:17:54
大人になって穴の中に子供の頃の自分を見つける、という
ファンタジー系の話を予想させて「白骨発見」で落とすという
叙述トリック物かと思ったが、色々解釈できるもんですね。
最後にぞくっと来た。上手いこと作ったなぁ。

315 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 20:28:55
うまいこと作ったっつーか棚ぼただろうな。

316 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 20:31:08
うまく落ちてないだろ。

意味不明なモノ信仰にはウンザリ。


318 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 21:31:12
助けられた方法をぼかしているから、わかんねえんだっつうの

助けようとした男性の手が届かず、やむをえず穴に降りて肩車をして少年を救い出す

お礼も言わず立ち去っていく少年

穴の中で助けを待つ男性・・・

って、こんなカンジでいいのか


320 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/01/30(火) 21:33:42
>>318
ふもとまで送って貰ったという記述がなかったらそれもありかも。