ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その66 » 外伝「KATANA」(田村由美)

358 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/25(日) 20:17:04
BASARAという漫画の外伝

本編は20世紀末に文明が滅んで数百年後、王族が民を苦しめ、
主人公たちがそれに歯向かい王制を崩そうとがんばる話。
外伝はその主人公のひいじいちゃんたちが若い頃の物語。

四人の青年たちが城に忍び込み、四神の名を持つ宝刀と、生贄の少女を盗むところからはじまる。
少女は嵐だか津波だかの日に生まれたために災いを持つ存在として
忌まれており、そのうち生贄にするために監禁されていた。
青年たちは宝刀をそれぞれ分け合い、少女を仲間にして時の王を討ち滅ぼそうと誓う。
少女も才覚があったのかめきめきと腕を上げ大きな戦力となった。

青年たちの名前忘れたので以下刀の名前で表記。
少女は白虎の刀を持つ青年に恋をするが、彼には既に子を身篭った妻がいて思いはかなわない。
朱雀の刀を持つ青年は、そんな少女の思いに気付きつつ、自分もまた報われぬ思いを少女に抱いていた。
玄武の刀を持つ青年は、王の部下によって捕えられた妹を心配しつつ、
刀の魔力にとり憑かれたかのように必要以上に敵たちを斬りまくり、血に溺れるような日々を送っていた。

青龍の刀を持つ青年は異国の女と恋に落ちるが、
彼女とそのお腹に宿る子を残して殺されてしまう。
玄武も騙されて妹を自分の手で斬り殺してしまい、
自分はもう刀を奮えないと刀を封印して地元へと去って行った。

女として一緒にいる事はできないが戦士としてなら白虎といると考えている少女は、
死を覚悟しながら白虎と共に、無謀すぎるという朱雀の声を無視して王軍に戦いを挑んだ。
白虎はその戦いの中で死に、少女は捕らえられて王の嫁にされた。
「仲間が次々と消え、まさに自分は災いを呼ぶ者 ならば王家にこそ災いを呼んでやろう」
と白虎の死に呆然としつつ少女はそう思った。

一人残された朱雀は次世代の戦士に期待をかけつつ地元で妻を得て子をつくり、
やがて反逆者として洞窟の中に監禁され、そこで苔をすすって何十年も生きる事になった。
本編であった場面に変わり、長い時の中で壁と同化したような状態になった朱雀は主人公に悲願を語った後に絶命した。


359 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/25(日) 20:20:03
「革命は一代だけで起こせるものではない」という感じの深みを出すための外伝なんだろうけど、
登場人物がほぼ全員不幸になっていて読んでいて気分が悪くなった。
本編でキャラたちの子孫によって革命が果たされたので
キャラたちの悲願が達成されたわけでハッピーエンドはハッピーエンドなんだが

 

BASARA (16) (小学館文庫)
BASARA (16) (小学館文庫)


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