電話がなっている(川島誠)

855 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/01(日) 00:21:01
昔読んだオムニバス形式の本にあった話が怖かった。

主人公の男子高校生が大学受験に受かった夜の話。好きだった同級生の女の子の回想を混ぜながら話が進んでいく。
女の子は美人で優等生。しかし体育の先生と体の関係を持ってしまう。その描写も鬱になるカンジ。
受験前に女の子は交通事故にあってしまい両足を切断してしまう。結局女の子は受験に失敗する。
その頃世界では爆発的な人口増加で食糧難に瀕していた。
一部の優秀な人間以外は食い扶持を減らすため食肉工場に送られ食われる側になる事が決まっていた。
その話の最後らへんには「彼女は今日、僕の家の食卓にあがるだろう。」と書かれていた。

この話の他にも核戦争で日本が崩壊する話が書かれていてこれも鬱になった。
この本、小学校の図書館にあったんだが、3年の頃読んで相当衝撃受けた。
頭から離れず読書感想文にあらすじだけ書いたら親呼び出しくらった思い出深い本
誰か知ってたら、本の題名教えて


870 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/01(日) 02:30:44
>>855
『誰かを好きになった日に読む本』とかいう短編集の
『電話がなっている』とかって題名だったかな?
私もこの本持ってたけど、最初の何話かは爽やかだったのに後の方がこんなんで、
読み終えた後はイヤ~な感じが残った覚えが!!

 

だれかを好きになった日に読む本 (きょうはこの本読みたいな)
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セカンド・ショット (角川文庫)
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