ホーム » 小説 » 小説/さ行 » セメント樽の中の手紙(葉山嘉樹)

207 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/11(金) 20:16:40
プロレタリア文学の代表的作者の葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」

セメント工の主人公がセメントの箱に入っていた手紙を見付け読む。
手紙は、セメント袋を縫う女工が書いた物で、
彼女の恋人は、クラッシャーの中に入ってしまい、
機械は止まる事無く、彼はセメントにされる。
女工は元は彼だった、セメントを入れる袋をせっせと縫いながら、
彼が何処で使われるのか知りたくなり、
元は彼だったセメントが入った袋に手紙を忍ばせました。
”お願いですからね。此セメントを使った月日と、
それから委(くわ)しい所書と、どんな場所へ使ったかと、
それにあなたのお名前も、御迷惑でなかったら、是非々々お知らせ下さいね。
あなたも御用心なさいませ。さようなら。”

最後のあなたもご用心なさいませ、が不気味に感じて後味の悪い物だった。

短編で短い作品でここでも公開されている。
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000031/files/228_21664.html

 

セメント樽の中の手紙 (角川文庫)
セメント樽の中の手紙
(角川文庫)


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