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82 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/28(月) 12:06:28
友人の家で読んだ絵本。タイトル「しばてん」だったかな?
流し読みだったのでうろ覚えだけど…

ある村に捨て子がいた。
村人に拾われ元気な少年に育つが、何故か馬は苦手らしく
見ると震え上がって逃げ出す程だった。
少年は相撲がとても強く大人相手にも負け知らず。
最初は温かく見守っていた村人も、少年のあまりの強さを不気味に感じ始める。
「あの子は人間じゃねえ、しばてんの生まれ変わりだ」
しばてんとは暴れん坊の化け物(神様?)のことらしい。
村人は共謀し、村一番の暴れ馬をけしかけて少年を山奥に追い払った。
山奥に追いやられた少年は、寂しい思いを抱きつつも逞しく成長していく。

数年後、日照りが続き米は穫れず、村人たちは飢えに苦しんでいた。
領主の屋敷には多くの米があったが、強欲な領主は貧しい人々に分け与えようとはしなかった。
このままでは皆飢え死にしてしまうと、村人は決起して領主の屋敷を襲うが
ろくに食べ物も口にしていない村人たちは警備兵に手も足も出ない。
そんなとき、警備兵をバッタバッタとなぎ倒す若者の姿が。
それは数年前山奥に追いやられたあの少年。
彼の活躍で米を奪い、飢えを凌ぐことができた村人たちは少年をすっかり英雄扱い。
長い間一人寂しく暮らしていた少年はその温かい歓迎に涙する。

ところがしばらくして役人が村を訪れ、暴動の首謀者は誰だと村人に詰め寄る。
「やったのはあいつです」
村人たちは一斉に少年を指差した。
少年は役人に連行され、処刑されてしまった。
村人は季節が巡る度にあの少年を思い出すのです…とかなんとかで締めくくられる。

村人酷すぎだろ常識的に考えて…
一体どんな教訓が込められているのか疑問に思う。


84 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/28(月) 12:19:49
>82
教訓てかさ、読んだ子供に倫理観てか道徳を教えるためのもんじゃないかね?
道徳が身に付いた大人からすれば「後味の悪い話」だけのもんでしかないのかもしれないが。

85 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/28(月) 12:45:35
>>82
一度裏切った人間はまた裏切るってことだな。
人を見る目を養わなきゃならん。

86 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/28(月) 13:43:17
>>82
田島征三「しばてん」だね。
村人たちは
若者は逃げられると思ったから
若者を役人に引き渡してしまうんだよね。

92 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/28(月) 15:08:27
>>86
村人乙。
そりゃー裏切りの言い訳だ。

 

しばてん (田島征三)
しばてん (田島征三)


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