和田慎二

710 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/10(日) 14:36:07
漫画で後味が悪かった話を思い出した。
少女鮫という漫画の主人公はある傭兵の養子だが、
幼い頃に施された人体実験のせいでずば抜けた戦闘力を持っている。
この少女が幼女から少女期にかけてくぐり抜けた戦いの数々を描いている。

ところが話が盛り上がって佳境に入ったところで、いきなりブルーハーツの詩を引用して終了した。
ジャンプと違ってそんな打ち切りはありえない。
何の説明も無く読者には何が起こったのかわからない。
しかもその後、店頭から作者の全作品が姿を消した。

何でも出版社とトラブって連載を打ち切り、版権も全て引き上げて出版社と絶縁したらしい。
そして他社から再販&復活を果たした。
20年近く付き合いのあった出版社とそんな決裂するって普通じゃない。
噂はあるけど作者は何も言わないから真相はわからないし、経緯も含めて後味悪かった。


711 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/10(日) 14:59:35
>>710
連載終了は予定通りだったらしい
ただ作者は構想が膨らんで連載延長をのぞんだけれど
編集部は予定通り終了して欲しいと言ったことでこじれたとどこかで読んだ

754 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/11(月) 11:52:12
>>710-711
揉めたのは編集部じゃなくて、編集長。
しかも編集長は、和田氏よりも年下で、流行っている絵柄マンセーなタイプ。
和田氏や柴田氏の実力は、頭に入っていなかった。
で、更に少女鮫ではバチカンが悪者っぽく描かれていることから、
宗教を取り上げて問題になると、自分の責任になる。
それがイヤだったこともある。
で、あんな風に描かせた。で、和田氏、ブチ切れ。

だから和田氏も柴田氏も、それ以降、花とゆめには関わっていない。
個人的には、和田氏の本当に描きたかった少女鮫を、
「真・少女鮫」として、同人誌でいいから出して欲しい。