ホーム » 小説 » その他書籍 » ドキュメント 道迷い遭難(羽根田治)

12 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/14(木) 13:51:57
「道迷い遭難」と言う本から。
中高年の山登りグループが高度は低いが道が分かりにくい山で
迷って計画通り帰れなくなり、ビバークすることにした。
焚き火を囲んで寒さをしのいだのだが、それなりに山の経験のある人が多く、
年齢層も高かったので皆落ち着いて一夜を明かし、出発時には焚き火の燃え殻はすべてきれいに片付け、
火事にならないよう沢に沈めた。

翌日山を降りると中高年グループが遭難ということで大騒ぎになっていた。
人数の多さと、たまたまその日は大きな事件がなかったため、マスコミが一斉に取り上げていたのだ。
警察で事情を説明している間にも記者たちが記者会見をしろと騒ぎ出す。
やむなくリーダーが対応すると、居丈高に責任をどう取るんだと言いだす記者たち。

そもそもクラブの集まりなので全員同じ立場と責任で、リーダーといっても基本的なプランを作って
ふもとまでのバスの手配をしたりしただけなのだが、山関係の出版社が後援についていたために、
記者たちは出版社の企画したツアーだと思い込み、
ツアーの計画に無理があったせいであわや大惨事だったというシナリオにしたかったらしい。
リーダーが何度訂正しても結局報道はそのような形でなされた。

さらにあるテレビでは報道の中でビバークした山の中を映しており、記者が
「ここで一行は一夜を明かしたようです。また焚き火の跡が残っています」
と指し示す林の中に炭がこんもりと積み上げられていた。
それを見て驚いたリーダーが「自分たちはきちんと片付けた。あれはやらせじゃないか」
とテレビ局に電話をすると、対応に出た社員はこの程度のことで、といわんばかりの口調で
「どうせもう明日からはこの件は報道しないから。」
と言い放った。


13 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/14(木) 14:24:47
これで、終わりなん?
中高年の遭難ってありがちだけど、遭難したらソノ救助費用の請求が
半端じゃなく大金って聞いたけど どうなんやろ。

22 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/14(木) 15:12:15
>>12
自分達が迷惑かけたんだから(マスゴミにはかけてないけど)
多少不快な思いする位はしかたないんじゃ?
マスゴミ傍迷惑だなーとは思うけど
登山グループにもあまり同情出来ないんでそれ程後味悪くない

 

ドキュメント 道迷い遭難
ドキュメント 道迷い遭難


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...