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167 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/23(月) 11:03:02
松本清張の短編を思い出した。
かなり記憶が曖昧で途中改変してる可能性があるが。

快活で有能で仕事は順調、美人の妻に一戸建て、誰からも好かれる好人物の男性が自殺する。
実は男性は極度のコンプレックスの持ち主で小心者だった。
毎日必死で好人物の仮面を取り繕い、ストレスが溜まると
自分を罵倒するテープを繰り返し聞いて精神の安定を図る変人だった。

が、友人が自然体で暮らしてるのを見て壊滅的な打撃を受ける。
自分で罵倒するテープを聴いても立ち直れなくなった彼は、妻に頼み込んで自分を罵倒させる。
しかし最愛の妻からの罵倒は弱っていた男の精神を押しつぶしてしまい、男は自殺する。
才能もなく恋人もなく平々凡々に暮らす地味な友人は、
自分の存在が友人を死に追いつめるきっかけだと死って呆然とするのだった。


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