ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その74 » ナイナイの神様(JET)

785 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/30(月) 12:24:43
何かの漫画を思い出した。

超金持ちで超やり手の実業家で超名家のオッサン。
慈善事業にも熱心であちこちに寄付している無類のお人好し。
そのオッサンが孤児の少女を引き取る。
放火で両親が焼死し、ショックで口がきけなくなった少女の身の上に同情したのだ。
新聞は美談として取り上げるが、記者は何か引っかかりを感じる。

後日、オッサンの嫁が新聞社にやってきて少女の身上を調べて欲しいという。
オッサンはお人好しなので騙されている可能性もあるからだ。
調べた結果、少女は近所でも札付きのワルで放火ももっぱら自作自演ではないかと噂されていた。
それを聞かされてもオッサンはひたむきに少女を信じて取り合わない。
正式な養女にすれば財産の分け前が減ってしまうと、嫁は少女を追い出しにかかる。
少女はやっぱりDQNでチンピラと手を組んで財産をむしり取ろうとしていた。


786 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/30(月) 12:25:38
少女は色仕掛けが通じないことにいらだちを覚えるが、
オッサンの秘密を嗅ぎ回るうちにオッサンが母親のミイラを後生大事に飾っている事実を見つける。
これで揺すれると有頂天になるが、嫁は一笑に付す。
オッサンは母親を殺したのではない。母親は老衰だった。
頭がイカれてるオッサンは母親が死んだと認められず、
部屋に飾りながら今でも生きてるように扱ってるだけだと言う。

せっかく見つけた強請のネタを潰され、怒った少女は嫁を殴り殺す。
その後、オッサンに財産を全て少女に譲ると言う遺書を書かせ、オッサンも殺そうとする。
だが少女は嫁が用意していた毒入りコーヒーを飲んでしまいあぼん。
ぽかんとしたオッサンだったが、いそいそと死んだ妻と死んだ少女の体を
母親の隣に座らせ家族ごっこを続けるのだった。


977 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/01(水) 21:26:40
>>785
たしか「綺譚倶楽部」だね。
古典ミステリーのコミカライズで有名な漫画家の。

 

綺譚倶楽部 (冬) (ソノラマコミック文庫)
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