ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その76 » ゴルゴ13/第131話「英雄都市」(さいとうたかを)

174 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/24(金) 02:01:04
超一流の殺し屋、ゴルゴ13に老人が狙撃を依頼する。
ただし、そのターゲットは自分自身だった。

老人はかつてソ連軍にいたが、家族を捨ててドイツへ亡命してしまった。
孤独ではあったが自由な生活を満喫できたのだが、
それでも年を取るにつれて故郷が恋しくてしかたがない。
我慢に我慢を重ねたがとうとう限界になり、せめて死ぬ前に一度だけ故郷の村に里帰りしようと決めた。
しかし、もしも誰かに密告されて捕まったら拷問されて死刑になる。
そこでゴルゴ13に、「もしも自分が捕まりそうになったら狙撃で1発で楽にしてくれ」と依頼したのだ。

懐かしい故郷の村に着いて、町並みを眺めたり思い出に浸ったりして十分に楽しんだが、
最後に自分の家に帰ってみようと思った。
家ではちょうどクリスマスのパーティの最中だったが、家族は全員彼をののしり、
冷たくあしらい、追い出してしまう。

戸口まで出てきて心配してくれたのは孫娘だけだった。
「おじいちゃん、今夜、泊まるところはあるの?」
「ああ、兄弟の家に行ってみることにするよ」
せめて孫娘に優しい言葉をかけてもらっただけでも満足して、兄弟の家に向かうが、
そこでKGB(秘密警察)が待ち構えていた。
思った通りの展開になったわけだが、ゴルゴ13の腕に間違いは無い。
おそらくどこかから自分を見ていて、得意の狙撃で楽に殺してくれるだろう。
しかし最後に気になるのは誰が自分を密告したのかだ。兄弟か? それとも息子か? 嫁か?

その疑問にKGBはこう答える
「お前の孫娘のオリガだ。彼女は熱心で優秀な共産党員だ。正義感から密告してくれたのだ」
思わぬ答えに目を見開いた瞬間、ゴルゴの放った銃弾が脳天を貫いた。


175 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/24(金) 02:10:13
>>174
孫娘はアレだが、Gは一撃で仕留めてくれるからアッサリ

 

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