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537 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/26(水) 13:41:40
とある短編小説

主人公は中年の三人の男たち。彼らは少年の頃、全寮制の男子校の同級生だった。
そこでは風と木の詩みたく、めくるめくウホッでアーッな世界が繰り広げられており、
主人公たちも三人の仲はごく普通の友人ではあったものの、上級生に熱をあげたり
同級生に言い寄られたりという青春を送っていた。

とはいえ、他は普通に勉強して普通に遊んで普通に先生に叱られて・・・の
ごくごく普通の学生生活。そんな彼らの同級生に、Tという少年がいた。
Tはよくいえば天真爛漫、悪く言えば頭の足りない学習障害児で、間抜けな言動で
主人公たちからいつもからかわれていたが、それでもただヘラヘラしてるだけのような、
まあどこの学校にも一人や二人はいる少年だった。
そんなだから、Tは最初はウホッでアーッの意味など知る由もなかったが、
そこはそれ、いつしか自然と薔薇色の世界を理解するようになっていく。


538 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/26(水) 13:44:39
そしてウン十年後。そんな青春時代を過ごしたものの、卒業し社会人となった三人は、
普通に結婚して子供が産まれ、浮気をしたり浮気をされたりの、少々の問題は抱えつつも
普通の暮らしを送っていた。三人はたまに家族ぐるみで会うことはあったが、
Tを含めた他の同級生とは音信不通となっている。学生時代の薔薇色の生活のことは、
やんちゃというか若気の至りといった感じで、妻には冗談めかして話していたものの、
当然踏み込んだ話は避けていた。

ただ、例外的にTのことだけは、クラスにいた間抜けなやつということで、
三人は家族の前で面白おかしく語っていた。そしてこの日、三人とその家族とでの夕食会が開かれ、
そこに三人のうちの一人がTの消息を突き止め、この集りに招待する。やがて現れたTは、
まさに学生だったTがそのまま大人になったような容貌だった。そして中身も。

Tは三人の家族の前で空気を読まずにいきなり学生時代のことをぶっちゃけ始める。
三人がウホッでアーッな世界の住人だったこと、自分もそのせいで今は立派なゲイだということ・・・。
妻たちは夫たちの過去の話が真実で、しかも本当のことの半分も言ってなかったと知り、
子供達も父親の若き頃の性癖を知って大ショック。
そしてTはすべてぶっちゃけると、静まり返った彼らに笑顔で会釈をして去って行くのだった。

教訓:恥ずかしい過去を知る者には近づくな。特に空気を読めないやつには。


539 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/26(水) 15:01:17
>>537
>
とはいえ、他は普通に勉強して普通に遊んで普通に先生に叱られて・・・の
>
ごくごく普通の学生生活。

いやいや、ウホッでアッーの時点で全然普通じゃない。
しかもそれを青春時代の思い出として家族に話すとか。
主人公がアホすぎて笑える話だな。後味スッキリだし。


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