ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その78 » ブラックブック

293 名前:1/2 投稿日:2007/10/22(月) 23:42:25
ナチスな時代なら「ブラックブック」もおすすめ。
こっちはレジスタンスから、レジスタンスだって英雄ばかりじゃないって話。

ナチス占領下のオランダで暮らす主人公のユダヤ人歌手の女性。
占領前に父親の財産管理をしていた税理士のつてで家族とともに国外脱出をはかるが、
ドイツ軍に見つかり目の前で家族は惨殺、一人生き残りレジスタンスにかくまわれる。

レジスタンス活動に参加し、女性であることを武器に情報を得ようと
ドイツ軍オランダ占領司令部に秘書として潜り込み盗聴器を仕掛ける。
ところが秘書としてついていたドイツ軍幹部に心を寄せてしまい
またユダヤ人であるためオランダ人主体のレジスタンス内部で仲間と衝突してしまう。

オランダ解放前夜、ドイツ軍将校の内紛に巻き込まれ、好きになった将校ともに捕まってしまう。
同時にレジスタンスにも内通者がいて、進められていた仲間の解放作戦は大失敗。
盗聴もばれていてレジスタンス仲間に、主人公が裏切り者とされてしまう。
秘書仲間(オランダ人)の助けで脱出する主人公と恋人の将校だが、翌日オランダは解放。ナチスは降伏。
レジスタンスにも帰れなくなった主人公は、盗聴の声から本当のレジスタンスの内通者に気づく。
隠れていたユダヤ人のリストを売っていたのは裕福なユダヤ人を顧客にしていた税理士だった。
解放を喜ぶ市民のパレードの中、税理士を問い詰めるが嘲笑われ
裏切りの証拠であるナチス将校との交渉をメモした黒表紙の手帳(ブラックブック)を見せ付けられる。
ところが直後に税理士も何者かに射殺され、主人公らも捕まり将校は処刑、
主人公はナチス協力者専用の収容所に裏切り者として入れられてしまい、虐待される。


296 名前:2/2 投稿日:2007/10/22(月) 23:45:54
親しかったレジスタンス仲間でオランダ軍軍医に見つけ出され助け出されるが、
実際はレジスタンスの内通者で税理士を口封じに殺したのはこの軍医で、
主人公も糖尿病の薬を打たれ殺されかける。
この時、主人公が死にかけている部屋の外では群集が英雄である軍医を賞賛。

隙を見て逃げた主人公はレジスタンスのリーダーに会い誤解を解き、
ナチスとの内通で得た宝石や大金をもって国外に逃げようとする軍医を追う。
国境付近の主人公の家族がナチスの待ち伏せにあい殺された川の近くで捕まえ、
主人公の家族のものであった宝石を出して命乞いする軍医に
逆上した主人公は、軍医が逃亡のため隠れていた棺おけのふたを閉めて窒息死させる。

20年後?主人公はパレスチナで暮らしていて、観光に来たオランダ人秘書仲間に再会。
最後はだんだんカメラが引いて、主人公の暮らす町が戦場の真っ只中にあることが示されて終わり。

なんつーか裏切った人とか、私腹肥やすドイツ人将校とか、ナチス協力者を罵倒する群集とか…
複雑な話なので、映画を見たほうがとわかり易い筈。ネタバレしちゃったが。


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